TOKIO松岡昌宏、累計300万部突破の人気漫画『死役所』実写ドラマで主演!「ぜひ仏の目で見てやって」

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TOKIO松岡昌宏が、10月スタートのドラマ『死役所』(テレビ東京系、毎週水曜24:12~)で主演を務めることが決定した。

あずみきしによる、累計300万部(電子書籍含む)を超える大ベストセラー漫画が原作。広瀬すずきゃりーぱみゅぱみゅなどがSNSで広めるなど、著名人にもファンが多いことで知られる人気作品。松岡演じる主人公のシ村(市村正道)は、あの世の市役所ならぬ「死役所」で働く職員。次から次へと現れる死者に「お客様は仏様です」と慇懃無礼(いんぎんぶれい)な態度で対応し、ミステリアスで強烈な魅力を持つ闇の深い人物だ。その貼り付いたような笑顔からは想像ができない壮絶な過去や、冷徹な表情を時折見せるシ村は今までにない新しい形の主人公となっている。

そして監督には、ドラマ『探偵が早すぎる』(読売テレビ・日本テレビ系)、『電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-』(テレビ東京系)、そして現在放送中の『わたし旦那をシェアしてた』(読売テレビ・日本テレビ系)などを演出した湯浅弘章が決定。

他にも、ドラマ『夜行観覧車』『大恋愛〜僕を忘れる君と』(ともにTBS系)などで演出を務めた気鋭のドラマ監督・ 棚澤孝義、映画祭での受賞が話題を呼び、ドラマ『恋のツキ』(テレビ東京系)、『御曹司ボーイズ』(AbemaTV)などを演出した若手実力派の映画監督・酒井麻衣 、弱冠21歳ながらドラマ・映画・PVなど多方面で活躍を続ける若手注目度ナンバーワンの映画監督・松本花奈らが参加する。

また脚本は、竹内結子が女性版シャーロックホームズを演じることで話題となった、Hulu配信ドラマ『ミス・シャーロック/Miss Sherlock』を手掛けた政池洋佑が担当する。

主演を務める松岡からコメントが到着。以下に、紹介する。

――『死役所』主演の話を聞いた時の気持ちをお聞かせください。

原作を読ませていただいて非常に興味深い作品であったというのと、周りが全員「死役所」を読んでいたというのがあり、「どういう表現をしたらおもしろくなるかな?」というアイデアが自分の中で何個か浮かびました。「どのパターンで行こうか?」というのを考えられる楽しみがあるドラマだなと思い、「演者にとってやりがいのあるお仕事なのでぜひ!」という形で受けさせていただきました。

――主人公、「シ村」の印象をお聞かせください。

亡くなった方特有というのか、血が通っていないという部分が非常にミステリアスです。そこに魅力があるなという。今まで意外と血が通った、熱血漢な役が多かったので、ある種新しい境地ではあるのかなと思っています。まあ「女装」という新しいパターンもありましたが(笑)。主人公「シ村」という役を年齢を重ねた今いただいてよかったなと思います。原作を読ませていただいて、「今より若い時期に頂いていたらリアリティがなかったのでは?」と思いました。40代ぐらいが一番この「シ村」という役に合っているのかなという気がしています。

――『大江戸捜査網2015』以来のテレビ東京ドラマへの出演ですが、深夜ドラマ主演への意気込みをお聞かせください。

僕が言うのも変な話ですが「なんかおもしろい」。新しいジャンルを今一番おもしろく攻めているなぁと思っています。「普通できないだろ!」ということを攻めて、いろんなものを作って、ブームを起こしている。元々僕もTOKIOで同じようなことを思って活動してきたので、いいチャンスを頂けて良かったと思っています。

――クランクイン前ということで、これから現場で楽しみにされていることはありますか?

まずはいいチームを作りたい。いつも言っているんですが「現場のチーム感」は作品に出ますから。座長として、演者として緊張感はきちんと持ちながらも、その上で楽しい現場であれば、今回もいい作品ができると思います。どちらかと言うと今回の作品は少し客観視してやった方がいい作品になるだろうと思うので、変に力を入れることなくやりたいなと思っています。

――メッセージ性の強い作品だと思いますが、視聴者の方に一言お願いします。

「お客様は仏様です」。僕は原作で軸となるシ村のこのセリフを相当練習しました。もう20パターンぐらいやって、やっと「これでいこう!」という自分の中でしっくりくる言い方を見つけました。この言葉は、キャッチコピーであり、サブタイトル。漫画の原作タイトルである「死役所」というのが中心にあり、例えばドラマタイトルとして「死役所~お客様は仏様です~」とつくような。それぐらい大事な言葉です。ぜひ仏の目で見てやってほしいと思います。優しい気持ちでご覧ください。

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