町田樹、引退後初の解説も「全く心境の変化はない」『プリンスアイスワールド2019』

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5月19日(日)14時から、今年のゴールデンウィークに開催された『プリンスアイスワールド2019横浜公演』(BSテレ東)が放送される。昨年プロスケーターを引退した町田樹が解説を担当。町田だからこそ語れるアイスショーの魅力を伝える。

『プリンスアイスワールド』は、1978年に日本初のアイスショーとしてスタート。41回目となる今回は、プリンスアイスワールドチームがこのアイスショーならではの群舞を披露。さらに、宇野昌磨本田真凜田中刑事樋口新葉などの現役選手に加えて、荒川静香本田武史村上佳菜子などのトップスケーターがゲストとして出演する。

町田は『プリンスアイスワールド』の見どころについて、「ジュニアのスケーターから、本田さんや荒川さんといったベテランのスケーターまで幅広い層のゲストスケーターが滑るショーなので、ゲスト一人ひとりの個性を見ていただきたいです」と説明。さらに、「ジュニアの時代からアイスショーに出られるという機会は少ないので、『プリンスアイスワールド』はキッズや若手ゲストを育む大事な教育の場なのです。そういった独自の取り組みにも多くの人に注目していただきたいです」とアピールした。

また、『プリンスアイスワールド』ならではの群舞にも言及。「プリンスアイスワールドチームのシンクロナイズドスケーティングの技術に基づいた美しい群舞は見応えがあります。特に最後の、ドヴォルザークの『新世界より』の群舞は、必見です」と力説。そして、今年から演出がMOMOXのモモナガシマになったことにも触れ、「新たな制作陣のもと、新生『プリンスアイスワールド』を創っています。演出の仕方とかも昨年に比べればだいぶ違いますので、長く『プリンスアイスワールド』を応援してくださっている方にはそのあたりの変化にも気づかれるのではないかと思います」と語った。

『プリンスアイスワールド』の解説としては今回で3度目。引退してからは初めての解説となることには「意識していなかった」という町田。「この仕事は実演家であった経験値に基づいて話すこともありますが、これまでのプロスケーター時代の解説も純粋な解説者という気持ちで臨んでいたので、全く心境の変化はないです。これからもフィギュアスケートのおもしろさ、魅力、醍醐味を視聴者の皆さんに知っていただけるような解説を目指していきたいです」と意気込んだ。

「平成」から「令和」にかけて行われたこの横浜公演では、町田が解説を務めるほか、テレビ東京の野沢春日アナウンサーと、板垣龍佑アナウンサーが実況を担当。また、番組の公式Twitterでは、『プリンスアイスワールド2019』のパンフレットが当たるキャンペーンも行われる。

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