マキタスポーツ「時間をかけた集団コントですね」浜野謙太ら7人のオジサンによるドラマ『面白南極料理人』

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2019年1月12日スタートのドラマ『面白南極料理人』(BSテレ東、毎週土曜24:56~/テレビ大阪、毎週土曜24:00~)の記者会見が12月13日、都内で行われ、浜野謙太マキタスポーツ田中要次緋田康人山中崇岩崎う大かもめんたる)、福山翔大が出席した。

ドラマの舞台は、生物はおろかウイルスさえも生存する事が許されない、地の果てにある「ドーム基地」。狭いドーム基地で1年間を一緒に暮らす第38次南極観測隊7人のオジサンたちには、極限状態の中で日本では考えられない数々の事件が起こるが、楽しみといえば、美味しい料理を食べること。ダサくて、カッコよくて、バカバカしい、7人のオジサンたちによる予測不可能なコメディドラマ。

料理人の西村隊員(通称:大将)を演じる浜野は「大将目線で隊員たちを見ていると、『南極という極限の閉鎖された基地』といった面白設定を使ったコントだと思っています。原作者の西村(淳)先生にお会いした時、面白エピソードをずっと話してくださる方で、その感覚で合っていると思いました。面白いおっちゃんたちと一緒に生活できて、幸せな日々を送っております。放送されるのが楽しみです!」とコメント。

医師でもある松山隊員を演じるマキタスポーツは「大将がコントだと(言っているのを聞いて)、だからかと。僕らは極めて真面目にドラマとして演じているのにしっくりこないなと(笑)。僕らは性格俳優としての役割を全うすべく、やりたいなと思ってたんですけど。まあ、よくできたコントだと思います(笑)。時間をかけた集団コントですね。現場は楽しいんですけど、楽し疲れというのがあるんだなと。長くふざけ続けるってことは体力勝負だなと感じる現場です。ぜひ皆さんに笑っていただきたい。なんせ『面白』って自らハードルあげちゃってるわけでして。面白から逃れられない」と撮影現場の楽しそうな雰囲気を伝えた。

金村隊員を演じる田中は、「(司会者から「隊長役の...…」と紹介されて)隊長役が自分だったことに今日改めて気づきました(笑)」とおどけながらも、「全然現場では隊長扱いしてもらえないですから。むしろ皆から『金ちゃん、金ちゃん』とペット扱いのような感じです。隊長という文字は気にせずに見ていただけたらと。珍獣だらけの現場は、朝から晩まで本番前でもドラマとは関係のないギャグをして、毎日笑いすぎて腹筋が筋肉痛になってます」と話した。

鈴木隊員を演じるう大は、「この役のためにヒゲを生やして、他の仕事にかなり支障をきたしています(笑)。笑いづらい芸風がより一層、どこにも属さないやつになっちゃっています。初めての連続ドラマでのレギュラー出演、これが最後の仕事になってもいい、爪あとを残そうと日々一生懸命がんばっています」と意気込んだ。

<第1話「1月17日・基地に着いたよ」あらすじ>
第38次越冬隊7名がドーム基地に到着した。長髪に髭のバニーガールの出迎えに、言葉を失う7人のオジサンたち。前任の第37次越冬隊員の米山(野間口徹)とバニーガール姿の池谷(山中聡)にドーム基地を案内してもらった7人。これからの生活に不安を感じていると、第37次越冬隊の観測日誌を発見する。そこに書かれていたのは衝撃の内容だった。

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