9月18日放送の『開運！なんでも鑑定団』（テレビ東京系、毎週火曜20:54～）は、「天下の名器」の登場に中島誠之助（古美術鑑定家）が興奮する一幕がある。

同番組は、依頼を受けた「お宝」の歴史的・資料的・金銭的価値を鑑定すると同時に、その「お宝」に対する人々の思いなどを伝えるバラエティ。

今回の依頼人は、世界を股にかけ活躍する三代舞踊団の芸術監督。アクロバティックな動きと、和のモチーフを融合したステージが海外でも高い評価を受けているという。持参したお宝は、実は友人が愛蔵する品なのだが、どうしても欲しくて狙っているものだと明かす。その友人は、茶道具をたくさん集めていて、会うたび自慢話を聞かされているそうだが、依頼人は焼物について全く詳しくないので“馬の耳に念仏”状態……。ところが2年前、今回持参の「お宝」を見せられ、一目惚れ。「私のところに来たがっている！」と直感し、すぐさま「生前の形見分けにちょうだい！」と持ちかけた。しかし「とんでもない！　これはすごく高価なもので、そう易易とはあげられません！」とあっさり断られてしまう。確かに素敵だとは思うが、本当に言うほど高価な品なのか……。その真偽は？