大河元気「レンタル彼女」の結末に憤慨「あんな半笑いで…」

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Mr.都市伝説 関暁夫がMCを務める『Mr.都市伝説 関暁夫のゾクッとする怪感話』(BSテレ東、毎週金曜24:00〜)。9月10日の放送では、先週に引き続き、声優の大河元気明坂聡美を迎え、「レンタル彼女」をテーマに朗読劇を繰り広げた。

同番組は、巷でささやかれる都市伝説、人智を超えた超常現象、人間の悪意と狂気……様々なゾクッとする話を人気声優が朗読劇で届けるバラエティ。

母(明坂)の女手ひとつで育てられてきた高校生・友作(大河)。早くに離別した父に代わって家計を支えるために母は昼夜問わず働いており、友作と顔を合わせるのは朝と晩の食事時ぐらいだったが、自分を一生懸命養ってくれる母に友作は深く感謝し、同時に申し訳無さを感じていた。

少しでも家計を楽にしようと考えた友作は、高校卒業後に就職をすると母に告げるが、母は大学に行くよう強く説得。友作は「大学に行ってもやりたいことはないし……」と渋るが、「私はこの手で友作を育て上げたい。それが私の生きる意味」と語り、「その代わり、20歳になったらちゃんと自分で生きること」と、背中を押す。

その後、猛勉強のかいあって、友作は京都の大学に無事合格。親元を離れ、キャンパスライフを謳歌するなか、「20歳までに彼女を連れてきなさいよ」という母の言葉が頭をよぎる。母の喜ぶ顔を見たい友作は、レンタル彼女をオーダー。帰省の連絡を入れるが、電話口の母は「私からも話したいことがある」と告げる。違和感を感じつつも帰省した友作を待ち構えていたのは、膨大な書類を手にし、なぜか事務的な口調で話す母の姿だった。

朗読を終えて開口一番、「すっごいイヤな気持ちになりましたね」と大河。物語の衝撃的な結末に「20年育ててきた息子に対して、あんな半笑いで言うことない」と憤慨気味に語り、関らを笑わせていた。

次回9月17日の放送では、声優の立花慎之介寺島拓篤を迎える。

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