吉高由里子の“小悪魔演技”を視聴者絶賛「危ない女性の演技めちゃくちゃいい」『危険なビーナス』第3話

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妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系、毎週日曜21:00〜)。10月25日に放送された第3話では、身を挺して守ろうとするほどにまでに伯朗(妻夫木)を惹きつける楓(吉高由里子)の小悪魔的な演技に、インターネット上では「これは危険」と興奮の声が上がった(以下、ネタバレが含まれます)。

東野圭吾の同名小説が原作のミステリードラマ。主人公の伯朗が、異父弟・矢神明人(染谷将太)の失踪をきっかけに、謎の美女・楓とともに名家・矢神家の遺産をめぐる争いに巻き込まれていく。

元美(中村アン)、楓(吉高由里子)
元美(中村アン)、楓(吉高由里子)

伯朗と会った帰り道、楓は何者かによって階段から突き落とされる。勤める動物病院の看護師・元美(中村アン)から知らせを受けた伯朗は夕食の準備を放り出し、病院へ向かうが、すでに楓は自力で帰宅していた。心配して自宅を訪れた伯朗に、「犯人の目星がついた」と語る楓。その手がかりは、突き落とされた際に嗅いだ「いい匂い」だという。

楓(吉高由里子)は何者かに突き落とされてしまう
楓(吉高由里子)は何者かに突き落とされてしまう

匂いの主を確かめるべく、楓は単身矢神家へ。突然の訪問を怪しむ波恵(戸田恵子)や祥子(安蘭けい)を楓はいきなりハグし、戸惑うすきにその匂いをかぐ。楓は、危篤状態の矢神家当主・康治(栗原英雄)をつきっきりで看病する看護師・杏梨(福田麻貴)の匂いも確認するが、杏梨には犯行時間にアリバイがあった。危険な行動を繰り返す楓を伯朗は強く諌めるが、楓はいっこうに聞く耳を持とうとしない。

伯朗と別れ、マンションのエントランスに入ろうとする楓を、ふたたび怪しげな影が追う。居合わせた伯朗が捕まえると、それは勇磨(ディーン・フジオカ)だった。楓を突き飛ばしたのは勇磨ではないかと問い詰める伯朗に、勇磨は「今度は楓さんが襲われたのか」と驚いた表情を見せる。

勇磨(ディーン・フジオカ)は楓(吉高由里子)に「私が矢神家とのパイプになります」と持ち掛ける
勇磨(ディーン・フジオカ)は楓(吉高由里子)に「私が矢神家とのパイプになります」と持ち掛ける

勇磨は伯朗と楓を食事に誘い、明人の従妹・百合華(堀田真由)が明人に思いを寄せていたと告げる。「明人との関係を詳しく聞き出せるかもしれない」と、勇磨は百合華と明人の友人、春乃(大和田南那)と恵麻(中村里帆)を紹介。伯朗と楓はふたりをホームパーティに招待する。

表向きには明人と楓の結婚を祝う春乃と恵麻だったが、楓が途中で席を外したすきに伯朗が尋ねると、恵麻は「明君があんな人(楓)、選ぶわけがありません」と否定する。春乃も、明人と百合華は相思相愛の関係であったと証言。会話を盗み聞きしていた楓は、ますます百合華への疑いを強くする。そんななか、伯朗の動物病院を百合華が訪れ……。

回を増すごとに伯朗の心を惹きつけながら、さらに怪しさを増していく楓役・吉高の演技に、ネット上では「これは危険」「吉高由里子ちゃんの色んな意味での危ない女性の演技めちゃくちゃいいな」「さじ加減の難しい演技を天然と計算の掛け合わせでやっちゃう吉高由里子、やっぱりすごい女優さんだな」「愛嬌あるけどやっぱ怪しい吉高ちゃん演じる楓サン……これもハマり役だね」と、称賛の声が上がっていた。

次回11月1日放送の第4話ではついに、失踪した明人の居場所が判明する。

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