神崎“山田涼介”と黒木“田中圭”の過去が判明!2人の関係に「涙が止まらない」の声『キワドい2人』

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山田涼介主演のドラマ『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS系、毎週金曜22:00~)の第5話が、10月9日に放送された。インターネット上では、クライマックスに向けたストーリー展開に大きな反響があった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、第56回江戸川乱歩賞を受賞した横関大による刑事小説「K2 池袋署刑事課 神崎・黒木」を原作とした刑事ドラマで、池袋署刑事課・強行犯係を舞台に、性格も価値観も捜査方針も正反対の2人が衝突を繰り返しながら事件に挑む姿を描く。

神崎隆一(山田)と黒木賢司(田中圭)が関わっていた22年前のファミレス立てこもり事件の真相を知る警察学校の教官・植田(中村育二)が銃殺死体で発見。さらに、同じ手口で、元警察官で警備会社の重役・安藤が何者かに殺されてしまう。被害者の2人は、神崎と黒木の父・神崎賢造(椎名桔平)の警察官時代の上司と部下で、犯行現場の監視カメラには賢造が映っており、さらに事件の直前、賢造が2人と連絡を取っていたことも明らかになる。

そもそもの事の発端は、22年前に賢造が情報屋として使っていた仁瑞会の構成員・井原達也(高橋努)が単身事務所に乗り込んで、4人を殺傷した事件にあるという。賢造は、拳銃を持って逃亡していた井原とファミレスで落ち合い、自首するように説得。しかし、警察の動きを察知した井原は人質を撮り、逆に警察に射殺されてしまう。その時、植田と安藤、そして池袋署の副署長・澤登哲也(六角精児)の3人が発砲。警察は、賢造が井原の仇を打つために3人を狙って事件を起こしたとし、賢造を連続殺人事件の容疑者と断定する。

「父が犯人なわけがない」と主張する神崎だったが、黒木からの提言で捜査から外されてしまう。「思い込みが捜査の邪魔だっつってんだよ」と言い放つ黒木に、「家族なのによく疑えますね」と真っ向からぶつかる神崎。一人捜査を進める神崎は、賢造が持っていた名刺をヒントに井原の墓を訪ね、そこで謎の女性(仙道敦子)と出会う。そして、黒木が賢造から預かっていた手紙を読んでしまったことで、自身の生い立ちを知り、大きなショックを受ける。

一方、黒木は事件を追っていく中で、井原が警察と内通していた報復として、内縁の妻の松原ひかりが仁瑞会から暴行を受けていたことを知る。そして黒木は、刑事課の末長光一(八嶋智人)や木村ともこ(江口のりこ)の前で、22年前の真相を口にするのだった。

22年前の真相や、神崎と黒木の本当の関係が明らかになり、ネット上では様々な意見が噴出。「真実を知った神崎の心情思えば辛いよね……でも私はやっぱ黒木目線で見ちゃう」「思った以上にしんどかった。辛かった。それにしてもこの2人の演技が凄かった。山田涼介くんが泣いた瞬間自分まで泣いてしまった。圭さんはずっとカッコ良かった」「2人の過去を知った上で今までの兄弟シーンが回想のように流れた時は涙が止まらなかった」などのコメントが寄せられた。

次回、10月16日放送の最終話は、副署長・澤登の身に危険が迫っていることを知った黒木は澤登の元に駆け付ける。そこには、行方をくらませていた賢造の姿があった。

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