日テレ社員が『虹プロ』を“テレビマン目線”で語る…ロンブー淳はJYPの言葉に感動「敵わない!」

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日本テレビの社員である黒川高さんが、8月27日に放送された『田村淳のコンテンツHolic』(MBS・TBS系、毎週木曜24:25~)に出演。『Nizi Project』(=『虹プロ』)プロデューサーのJ.Y. Park(以下、JYP/パク・ジニョン)の裏話を明かした。

日々多様なコンテンツを生み出すクリエイターたちが、自ら面白いと思うコンテンツを紹介する同番組。MCは、ロンドンブーツ1号2号田村淳が務める。黒川さんは『笑神様は突然に…』や『ヒルナンデス!』など、人気番組の演出・プロデューサーを担当。MBSはTBS系列でもあるため、淳は「初めての他局(のスタッフ)? イカれてるな」と驚いた。

そんな彼が紹介するのは『Nizi Project』。大ブレイク中の9人組アイドル・NiziU誕生までを追ったオーディション番組で、JYPが審査員を務めたことでも話題となった。今回は、グループ名を知っている程度だという淳に、番組の魅力を伝えることになった。

黒川さんは、テレビマンとして3つの視点から魅力を語ることに。まず1つ目は「原石の磨き上げ方が最強」という点。普通の学生だった女の子たちが、JYPらスタッフの力によって、どんどん進化し「シンプルに容姿も変わっていくんですよね」と語る。メンバーのミイヒや、黒川さんが推すアヤカの、オーディション中と現在の違いを写真で見比べた淳は「ベースは違うけど、輝き方が全然違いますね」と驚き。黒川さんも「普通の女の子が、一流のアーティストになっていく過程を見られる楽しみがある」と述べた。

2つ目は「オーディション番組とは思えない規模感」。通常のオーディション番組であれば、練習したものを披露する程度の場合、稽古場や簡易的なスタジオでパフォーマンスをするが、黒川さんは「セットや衣装がすごい。それ自体が『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)みたいになっているんですよ」と熱弁する。

ミイヒが韓国合宿でパフォーマンスした際の演出を見た淳は「えー。歌番組始まっちゃってんな」とポツリ。黒川さん曰く、カメラの台数、1日レンタルでも何百万円もするLEDを用意するなど、ベストな状態にプロが仕上げて最高のパフォーマンスに見せているという。

また、JYPがときどき笑っている顔が映し出されると「(パフォーマンスが)すごいと笑っちゃうのは、JYPさんあるあるです」と解説。淳は、スタッフがプロの仕事をすることで、プレイヤーはパフォーマンスレベルが上がり、そこでせめぎ合うからこそ、レベルの高い女の子が次に進む。そうすることで、視聴者も楽しめる構造ができていると分析した。

そして最後は「もはやアイドル以上!? JYPの魅力」。福山雅治のように歌えて、秋元康のようにプロデュースができ、アイドルグループの社長・ジャニー喜多川さんのように、NiziUが所属するJYPエンターテインメント社長の肩書を持つJYP。さらに、このオーディションのために日本語も覚えてきた。そんな彼の言葉には重みがあると言い、黒川さんも、彼の言葉に泣いてしまうことがあったとのこと。ここで「ブチ刺さっちゃうんですよ!」というJYPの名言を紹介することになった。

・才能があるのに練習態度がよくなく、日々の努力が足りなかった練習生に向けて「過程が結果を作って、態度が成果を生む」。

・候補生に立派な人格をもってほしいと“謙虚”について語ったのは「隣にいるみんなの短所だけではなく、長所だけを見て、心から感謝すること、それが謙虚です」。

これらの言葉を聞いた淳は「わざわざ日本語を覚えて、自分の口で伝えたいと思っているところに説得力がある」とコメント。黒川さんも「スーパースターなのに勉強家」と感想を述べた。また、YouTubeで9000万回以上再生されているNiziUの「Make you happy」のMVには、JYPが出演。ローラースケートで転ぶ彼を見て、淳は「コミカルなこともやるんだ。ずりぃーなー! 敵わない」とした。

最後に、日テレ社員として、これらの番組はHuluで観られると激推し。他局で自社の関わる配信サービスを宣伝できることに「MBSさん素晴らしいですね!」と驚くと、淳は「これがこの番組の良さですからね」と胸を張っていた。

インターネット上では、番組制作者目線での『虹プロ』の楽しみ方について「テレビマン目線で予算規模の話などされていて面白かった!」「ロンブー淳にミイヒちゃんの魅力を伝える素敵番組!」「淳さんも #JYPark にハマった!!」といった声があった。

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