石丸幹二と中島ひろ子演じる“浅野夫妻”が再登場『半沢直樹』に“倍返し”された人たちのその後の人生を描くオリジナルオーディオドラマ

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堺雅人主演の4月期日曜劇場『半沢直樹』(TBS系、毎週日曜21:00~)のスタート前に、TBSラジオでオリジナルオーディオドラマの放送が決定。TBSラジオオリジナルドラマ『「半沢直樹」敗れし者の物語 by AudioMovie(R)』と題して、毎週火曜16時10分頃より『ACTION』の番組内で2月11日(火)からスタート。全8話が約2か月にわたり放送されるが、初回のキャストに、東京中央銀行大阪西支店の元支店長・浅野匡役の石丸幹二、浅野の妻・利恵役の中島ひろ子が決定した。

前作のテレビドラマでは、銀行内で行われていた数々の不正を幾度となく暴き、痛快な逆転劇を見せた堺演じる半沢直樹。今回のオリジナルオーディオドラマでは、その半沢の逆転劇によって敗れ去った人々の“その後の人生”に焦点を当てる。

石丸演じる浅野支店長は、当時融資課長だった半沢直樹に、5億円という莫大な融資契約を取り付ける強引な指示したうえ、その融資額5億円全額が騙し取られると、責任を部下である半沢に背負わせようとし、さらには騙し取った融資先の社長と結託し、見返りとして金を受け取るという不正の陰謀を企てた人物。

しかし、出向目前の窮地まで追いやられた絶体絶命の状況から、バンカー人生を懸けた半沢の必死の抵抗の末、敢え無く自身がマニラの工場に出向となってしまった。 浅野はラストシーンで、マニラへの引っ越し準備が終わった折、利恵に「申し訳ない」と謝罪をする。

そんな夫に利恵は「単身赴任で離れていた家族がまた一緒に暮らせてうれしい」と、今の事態を受け止めながらも妻として前向きに夫の謝罪を受け止め、痛快な逆転劇の先に待っていた哀感漂う夫婦のやり取りは、大きな反響を呼んだ。東京中央銀行大阪西支店・支店長というエリートバンカー人生から一転、マニラの工場へ出向となった浅野匡・利恵夫婦は、後にどのような人生を過ごしていたのか――?

今回、脚本は人気構成作家のオークラが担当。バラエティ番組の構成を手掛けるのをはじめ、バナナマン東京03おぎやはぎといった多くの人気お笑い芸人からの信頼が厚く、彼らの単独ライブの作家も務めている。さらに現在はそれらに留まらずドラマの脚本でも好評を博している。そんなオークラと石丸、中島らキャストによる化学反応が、「オーディオドラマ」という枠組みの中でどのような展開を見せるのか、期待が高まる。

石丸は「いつか必ず復活するぞと思い前作を撮り終えたのですが、まさかこんな形で浅野匡として皆さんの前に現れることができるとは思ってもいなかったので嬉しく思いました」と喜びのコメント。

中島は「お話を最初に頂いたときは大変驚きましたし、懐かしい思いになりました。そして嬉しかったです」と言い、「久しぶりに利恵を演じるのですが、どのような物語になるか私も今から楽しみです」と期待を寄せている。

2月11日に第1話「元東京中央銀行 大阪西支店 浅野匡支店長編・前編」、2月18日に第2話「元東京中央銀行 大阪西支店 浅野匡支店長編・後編」が放送される。

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