東日本大震災から7年…被災者が体験した「震災直後の72時間」とは?

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東日本大震災から7年を迎える、今年の3月11日(日)。TBS系では、14時より『NスタSP震災7年~生死を分ける72時間 巨大地震にあなたは?』(TBS系)が放送される。

今回番組が注目するのは、「震災直後の72時間」。72時間は、災害発生時、被災者の生死を分けるターニングポイントと言われている。被災者の救出時の生存率は、24時間以内が約90%、48時間以内が約50%、72時間以内が2~30%で、72時間を過ぎると、生存率が激減していくという(兵庫県立男女共同参画センター「母と子の防災・減災ハンドブック」より)。発生から72時間までに何をすべきかが大きなカギを握っているのだ。

そこで番組では、この72時間を生き延びた人々の証言を集めるほか、警察・消防や自衛隊といった救助部隊を徹底取材する。瓦礫の中で、炎に包まれて、寒さの中で……想像を絶する過酷な時を堪えぬいた人々の「72時間の体験」とは?

さらに、「震災後の7年間で何が変わったのか」にも焦点を当てる。「南海トラフ地震へ備えよ!」「津波対策の最前線の現場は?」「温かい食べ物を!」「避難食は今、どう進化しているのか?」「1人でも多く助けたい!ヘリコプターによる救助現場は?」など、様々な観点から震災の教訓がどのように活かされているかを見ていく。

そのほか、巨大地震で大規模な火災が発生する可能性もある。首都直下地震で、東京のあの住宅街はどのように炎に包まれるのか? 最新のシミュレーションシステムを駆使して、我々がどのように命を守ればいいのかを、専門家と詳しく解説する。

番組進行は、『Nスタ』の井上貴博キャスター、ホラン千秋キャスター。2人は宮城県南三陸町から生中継。一方、東京のスタジオでは、国山ハセンキャスターが専門家と共に解説を行う。

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