主演・小泉今日子、脚本・宮藤官九郎のタッグで、2017年10月期に放送された連続ドラマ『監獄のお姫さま』（TBS系）が、「ギャラクシー賞12月度月間賞」を受賞したことがわかった。

『監獄のお姫さま』は、5人の女囚と1人の刑務官による、イケメン社長への復讐劇を描いた“おばさん犯罪エンターテインメント”。小泉をはじめ、満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂といった豪華女優陣、また民放連続ドラマ初出演となる伊勢谷友介のほか、塚本高史、猫背椿、池田成志といった話題の俳優陣が出演し、過去に同じ刑務所にいたおばさんたちが、仲間の冤罪を晴らすため、罪を被せたイケメン社長を誘拐し追い詰めていくストーリーが描かれた。

選考の理由は「現在のほぼ1日の出来事に過去のエピソードを挟み込む構成や、女たちを翻弄した男を全て伊勢谷友介に代表させる見せ方など、脚本と演出が切り離せないほど見事に絡み合い、最後まで疾走感を失わずに楽しませてくれた」とのこと。また、「小泉今日子、満島ひかりら俳優陣の演技には目が釘付けになるが、中でも第9話の、殺されたユキが憑依したかのような菅野美穂の演技は特筆すべきものがあった。おばさんのおせっかいが肯定された最終回も感動的だった」と俳優陣の演技も高く評価された。

宮﨑真佐子プロデューサーは「宮藤さんの素晴らしい脚本と、面白いところはとことん笑わせ、哀しいところはしっかり泣かせてくれるキャストの皆様のお芝居が合わさって、今まで見たことのないようなドラマができたと思っています。このような賞をいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます！」と喜びを語っている。