大沢たかお『JIN』“南方仁”になるために行った究極の行動に「凄いという言葉しか出てこない」

公開: 更新:

8月1日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系、毎週日曜22:00~)の「インタビュアー林修」のコーナーに大沢たかおが登場。SNS上では大沢の俳優にかける並ならぬ覚悟で挑む役作りが話題となっていた。

恋愛・青春ドラマが大盛り上がりを見せていた90年代、大沢は人気路線から外れるリスクを冒して『劇的紀行 深夜特急』(テレビ朝日系)を選んだ。実際、大沢は「パキスタンの砂漠で胃けいれんを起こしてのたうち回った」という壮絶な体験エピソードを披露。そして、この作品で学んだことが、以降の役作りの基盤となっていると振り返った。

それから8年、すっかり活躍を映画に移していた大沢に、低迷期がささやかれるテレビドラマ業界から、一石を投じるような『JIN-仁-』(TBS系)の企画が持ち込まれた。周囲はあまりに無謀な企画に猛反対だったそうだが、大沢は「低迷期なら、逆にやってみたい!」とオファーを受けたと明かした。妥協を一切許さないロケ撮影は、大沢をもってしてでも「あんなにきついドラマやったことない」と言わしめるほどの過酷さだったそう。また、このドラマの主人公・南方仁を演じるにあたって、未来から一人で江戸時代に来た仁の境遇に陥ったことがないと気が付いた大沢は、仁の心境を知るため、思いもよらない行動を起こした。そうした大沢のストイックさがあってこそ、同番組が国民的ドラマと呼ばれるほどの結果を残すことに。

最後に、大沢は今後の展望についても「お客様の喜ぶことだけを考えて、好き嫌い・得手不得手を考えず、やっていきたい」と変わらぬストイックさをのぞかせた。

SNS上では「凄いという言葉しか出てこない」「優しそうな顔の裏に、そんなストイックな一面があったとは!」「尊敬しかない」と大絶賛の声が上がっていた。

次回は8月8日に放送。昆虫学者・宮竹貴久教授が大逆転人生を語る。

PICK UP