福山雅治、劇場版『コナン』主題歌に込めた思いを告白「零- ZERO-」フルサイズを初公開

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福山雅治、劇場版『コナン』主題歌に込めた思いを告白「零- ZERO-」フルサイズを初公開

シンガーソングライターの福山雅治が、自身がパーソナリティを務める『福山雅治 福のラジオ』(TOKYO FM、毎週土曜14:00~)で、新曲に込めた思いを語った。

3月3日の放送で、福山は劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』(4月13日公開)の主題歌を書き下ろしたことを報告。このオファーを受けたのは、前作『名探偵コナン から紅の恋歌』の公開より前だったという。福山は、「前作の劇場版コナンを飛行機の中で、公開直後くらいに見たんですけど、エンディングで“次回作は!”みたいな予告があったんです。やべぇと思って。まだ全然手をつけられてないんですけど、もうこんなに次回作のこと言ってる、と思って」と、その頃からプレッシャーを受けていたことを明かした。

『名探偵コナン』は世界中にファンのいるメガヒットコンテンツ。それだけに、じっくりと劇場版の脚本を読み込み、「自分なりの解釈を楽曲に込めた」という福山。こうして完成したのが『零- ZERO-』という曲だった。

福山はこの曲を書くにあたって、最初に「正義と真実」という言葉が浮かんだそうで、真実というものは正しいのか悪いのかはわからず、正義も人によって認識が異なるものと解釈。「そこをどう歌にすればいいんだと、ものすごく難題でした」と素直に打ち明けた。そして、劇中の登場人物であり、もう一人の主人公ともいえる、安室透/降谷零というキャラクターの人間性を表現することで「なんとかこの物語に寄り添える主題歌ができるんじゃないかと思った」と語った。

福山は「僕は早々に台本を読ませていただいています。すいません、コナンファンの諸先輩方」と切り出し、「いや、もう面白いですよ。正直、悔しくなるくらい」と大絶賛。さらに、「実写の人じゃないですか、僕たち。このスケール感ならここまで描けるんだっていうような、アニメの無限の行動力といいますかね」とアニメの可能性を示唆し、「悔しいくらい、ぶ厚い物語になってます」とアピールした。

この日は、劇場版の告知を兼ねて、“江戸川コナン”もゲスト出演。福山は、自身の演じた『ガリレオ』の湯川教授になりきり、なぞなぞで対決していた。

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