2020年4月スタートの新日曜ドラマ『美食探偵 明智五郎』（日本テレビ系、毎週日曜22:30～）に出演する中村倫也と小芝風花が、このほどクランクインした。
原作は、『海月姫』『主に泣いてます』（フジテレビ系）、『偽装不倫』（日本テレビ系）など数々のヒットを連発し、『東京タラレバ娘』（日本テレビ系）ではアラサー女性を共感の嵐に巻き込んだ、東村アキコが手掛ける初のサスペンス漫画「美食探偵―明智五郎―」（集英社「ココハナ」連載）。脚本は田辺茂範、演出は菅原伸太郎、水野格らが務める。
「もし、明日死んでしまうとしたら、あなたは最後に何を食べますか？」。主人公は、美食家の探偵・明智五郎（中村）。容姿端麗だが、超超変わり者。そして、明智に助手扱いされ様々な事件に巻き込まれる移動弁当屋・小林苺（小芝）、明智と対峙する、自称“マグダラのマリア”が登場する。マリアは明智と出会い、殺人鬼へと変貌する美女で、“探偵と殺人鬼”という対立関係であり、“惹かれ合う男女”でもある。超美食家のイケメン探偵が、連続殺人鬼の真相とハートに迫る恋する毒殺サスペンス。
クランクインの撮影は都内某所で行われた。明智の探偵事務所の前で、苺が、移動販売のワゴン車で弁当を売るシーン。常連客で、この日も弁当を買いにやってくる明智。普段から現金を持ち歩かず、ブラックカードで弁当を買おうとし、カードが使えないので、ツケが溜まっている。そんな明智に「（探偵の）報酬が入ったんですよね！（ツケにしている）お弁当代をまとめて払ってください！」と強い剣幕で明智に迫る苺。それをかわし、自分のペースに持ち込んで、逆に攻め立てる明智。
初共演ながら、息ぴったりな芝居を見せる2人に、プロデューサーも「期待以上ですね」と太鼓判。リハーサルでは、中村が小芝に勢いよく迫り過ぎて、小芝が吹き出してしまう場面も。和気あいあいとした雰囲気のまま、シーンの撮影は終了した。
撮影後、クランクインの感想を問われると、中村は「緊張して緊張して、昨日は全然眠れませんでした」とコメント。小芝が「本当ですか？」と尋ねると、「8時間しか眠れなかったです（笑）」と返し、笑いを誘った。改めて、初日の感想を問われると「現場に来て、今日こうやって風花ちゃんとお芝居できて楽しいですね。なんだか、初日からチームワークというか、いいグルーヴが生まれている気がします。これからの撮影が楽しみです」と期待を寄せた。
一方、小芝は「私も昨日緊張して夜10時に寝ました（笑）」とお茶目にコメント。「本当に楽しいです。初日、毎回緊張して『大丈夫かなぁ』と不安になることが多いのですが、今回は、現場にいるとホッとしたりして、明日からが楽しみです」と元気いっぱいに答えた。
