武田真治、筋肉封印で坂口健太郎と全面対決『イノセンス』

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武田真治が、3月9日に放送される坂口健太郎主演ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の最終話にゲスト出演することがわかった。武田は、最凶かつ最強の敵・神津一成役として、坂口演じる弁護士・黒川拓の前に立ちはだかる。

本作は、有罪率がほぼ100%といわれる日本の裁判で、無実の人の冤罪を晴らすため、一風変わった若手弁護士の黒川(坂口)が、和倉楓(川口春奈)ら事務所の仲間や科学者・秋保恭一郎(藤木直人)、ジャーナリスト・有馬聡子(市川実日子)らの協力を得て、事件解明に向けて奔走するヒューマンリーガルエンターテインメント。

黒川たちに“嫌な出来事”として共有されている11年前の事件・“東央大学生殺人事件”、そして現在、再び起こった連続殺人事件の真犯人・神津一成役として、武田は坂口と全面対決。バラエティ番組ではユーモラスなトークと柔らかい表情で引っ張りだこの武田が、笑い、筋肉一切なしで、物語のラストを飾るにふさわしい、最凶で最強の敵として、どんな芝居を見せてくれるのか、注目が集まる。

この度武田からコメントが到着、以下に紹介する。

<武田真治 コメント>

最終話のゲストとして呼んでいただき、すごく光栄です。今回演じさせていただいた神津という役はある事件がきっかけで人格が歪んでしまい、それにより殺人に手を染めていく……という一筋縄ではいかない役でしたが、監督、そして坂口さんと相談して役作りに臨むことができました。法廷のシーンも事前に本読みを2時間近くさせていただき、キャスト、そしてスタッフのみなさんと一緒に緊迫感のあるシーンにできたのではないかなと思います。また演じる中で、このドラマは“冤罪”を扱っている事もあり、他の弁護士ドラマとは違った、拓という弁護士を通して法廷に立つ者の魂が救われていく、人情ドラマなんだなと感じました。

主演の坂口さんはまだ若いのにすごく引き出しが多い役者さんで、さらにその引き出しを自在に開け閉めできる幅の広さに驚きました。接見室の窓ガラス越しに僕を殴るというお芝居があるのですが、本番じゃないのに気持ちが入ってそのガラスを割るというアクシデントもあり……(笑)。ただそういった感情の豊かさがそのまま拓に反映されていて、一緒にお芝居させていただきとても楽しかったです。きっと誰の周りにもちょっとしたアクシデントで、心につかえを抱く人がいると思います。そういった方々に手を差し伸べたくなるようなドラマにもなっていますので、是非ご覧ください。

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