家族にも言えない秘密を恋人に相談するが…『過保護のカホコ』第7話

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高畑充希が主演を務める連続ドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00~)の第7話が8月23日に放送。高畑演じる根本加穂子が、親戚一同の問題を解決するべく奔走する。

遊川和彦が脚本を務める本作は、21歳にして生活のすべてにおいて親任せで、超過保護に守られて生きてきた“純粋培養”の女子大生・根本加穂子=カホコが、自分とは正反対の環境で育った1人の青年・初と出会って成長していくホームドラマ。これまで、親の徹底した庇護のもと、愛情だけを一心に注がれてきたおかげでその屈託のない笑顔だけは天使のように可愛らしい超天然人間のカホコと、画家を目指す青年・初(竹内涼真)との出会いや、初めてのアルバイト、初恋の末に母・泉(黒木瞳)と対立する様子、父・正高(時任三郎)と泉の家出。そこから仲直りする様子などが描かれた。

第7話では、過保護を卒業して自立するために努力するカホコと、手助けしたくなる気持ちをこらえ敢えて突き放した態度をとる泉に、正高は根本家が少しずつ変わろうとしている空気を感じる。そんな中、カホコは祖母の初代(三田佳子)が重い心臓の病気を隠していることを知ってしまう。今まで通りの暮らしを続けたいから家族に黙っていて欲しいと頼まれたカホコは、初にだけ相談するものの、泉たちに話さないことが正しいことなのか確信が持てずに苦しむ。

そうこうしている内に、毎年恒例の家族イベントである従姉妹のイト(久保田紗友)の誕生日会の日が近づく。初代のために親戚一同を集めて楽しい会にしたいカホコだったが、チェロが弾けなくなって以来、心を閉ざしているイトが出席するはずがないと、イトの母・節(西尾まり)が今年の会は中止にしたいと言い出す。なんとかしたいカホコは付き合いだしたばかりの初とのデートも犠牲にし、イトを待ち伏せて説得しようと試みる。しかしイトからは「家族だと思っていない」とキツい言葉をかけられてしまう。

さらに、衛(佐藤二朗)と環(中島ひろ子)からも欠席の連絡が。二人のもとに駆けつけたカホコは、実は環がある秘密を持っていて、自己嫌悪から親戚に会いたくないのだと秘密を打ち明けられる。次々に深刻な問題が露呈するカホコの親戚の話を聞いた初は、家族は無理に一緒にいるよりも別れている方が幸せなこともあると話す。初は辛い気持ちを我慢して無理に笑うカホコを心配するが……。

そして、追い打ちをかけるように正高の実家では、家出をしていた教子(濱田マリ)が身元のわからない小さな男の子を連れて帰って来る。現実から目を逸らし解決を「明日」に先送りにする祖父・正興(平泉成)に対し、ついにカホコは「明日がない人もいる!」と声を荒げる。家族のために奔走するカホコと、それを心配する初との関係にも微妙な変化が……。

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