篠原涼子、鈴木梨央からの尊敬の眼差しに「本当に憧れてる?」

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1月11日(水)21時から放送のスペシャルドラマ『愛を乞うひと』(読売テレビ・日本テレビ系)の完成披露試写会が9日、都内で行われ、主演の篠原涼子谷口正晃監督、サプライズゲストの鈴木梨央が登壇した。

原作は下田治美による同名小説で、「母娘の絆」をテーマにした究極のヒューマンドラマ。幼少時代に母親から凄惨な虐待を受け、愛に飢えていた1人の女性が、本当の自分を取り戻していくストーリーで、「愛すること」とは何かを問いかける。主人公・照恵(篠原)は、高校生の娘・深草(広瀬アリス)と2人暮らし。ある日、照恵は生き別れた弟・武則(ムロツヨシ)との再会をきっかけに記憶の底に押し込めていた凄惨な幼少時代を思い出していく。さらに、照恵は深草の後押しもあり、亡くなった父親の遺骨を探しに父親の故郷・台湾へと渡る。そして、今まで知らなかった母親の真実と向き合うこととなる……。

本作で、母・豊子とその娘・照恵という女性を演じ、初の一人二役に挑戦した篠原だが、2人が対峙するシーンでは現代の豊子として老け顔メイクも披露。撮影を振り返り、「げんなりしました……ああ、自分はいつかこんな顔になっちゃうんだって(笑) ちょっとショックでしたね」と語り、会場の笑いを誘った。そのシーンについて、谷口監督は「撮影的にも難しいことはあった。それに2人の対峙がどんな風になるかっていうのは、僕自身やってみないとわからなかった。だけど、篠原さんが見事にやってくれました。特に最後の表情が、言葉で表せないくらいに素晴らしかったです」と大絶賛した。

その後、幼少期の照恵を演じた子役の鈴木がスペシャルゲストとしてサプライズ登場。花束を受け取った篠原は「さっきまでドラマの中では虐待していたのに、今こうやって2人で顔を並べてるのってなんか変な感じだね」と驚いた様子。一方の鈴木は「憧れの篠原さんと体当たりの演技ができてよかったです」と尊敬の眼差しを送る。すると、劇中では鈴木を殴ったり蹴ったりの繰り返しだった篠原は「作り話じゃないよね? 本当に憧れてる?」と不安げな表情を浮かべながらも、鈴木の満面の笑顔に安堵していた。

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