三田村邦彦、アニー役の2人を大絶賛「どう育てたらこんないい子に…」

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4月23日(土)に開演する丸美屋食品ミュージカル『アニー』の公開ゲネプロが、22日に都内で行われ、アニー役の河内桃子と池田葵、共演の三田村邦彦遼河はるひ木村花代大口兼悟野呂佳代が取材に応じた。

ミュージカル『アニー』は、1924年からアメリカで新聞連載がスタートした漫画「ザ・リトル・オーファン・アニー(小さい孤児アニー)」をもとに、1977年にブロードウェイで誕生。2015年で日本公演30周年を迎えるなど、根強い人気を誇っている。

ゲネプロを終えて、スマイル組アニー役の河内は「稽古でやったことを、100%じゃなくて、120%を出し切りたいと思います」と本番に向けて意気込む。一方、トゥモロー組アニー役の池田も「お稽古でやってきたことをそのまま出して、思いっきり頑張りたいと思います」と語った。

そんな2人について、ウォーバックス役の三田村は「お嬢ちゃんなんですよ。やんちゃなところがなくて、いつか化けの皮が剥がれるんじゃないかと思って、稽古場でずっと見てたんですけど、本当にそのままなんです」と驚きつつ、「2人ともいい子で、礼儀正しいし、お母さんに“こういう子を育てるにはどうしたらいいか”を聞きたい」とコメント。続けて、「普段は静かなのに、演技が始まるとすごいテンションでやってくれるので、こんなに小さい時から役者として切り替えができたらすごいなと思います」と大絶賛していた。

これを受け、三田村のことを“クニクニ”というあだ名で呼んでいるという河内は、「クニクニの声がすごい好きです」と告白。すると、三田村も「ありがとう。こんな声でよかったら、いつでもずっと喋ってますよ」と大喜び。そして、河内が「見に来てくれた人が元気になれるように頑張ります。ぜひ、見に来て下さい」、池田が「きれいな曲がいっぱいあるのが魅力。大人キャストも孤児のみんなもアンサンブルの方も、一人ひとりが素晴らしい方なので、ぜひ見に来て下さい」と、それぞれメッセージを送っていた。

ミュージカル『アニー』は、新国立劇場 中劇場で4月23日(土)~5月9日(月)に東京公演。その後、8月6日(土)から始まる福井公演を皮切りに、地方公演がスタートする。