増田貴久​​“石川”、最後の回想シーン登場に反響「涙腺崩壊」

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唐沢寿明が主演を務める『ボイス2』(日本テレビ系、毎週土曜22:00~)の最終話が、9月25日に放送。ネット上では、まさかの人物の涙に心を痛めるコメントがあった(以下、ネタバレが含まれます)。

2019年7月に放送された『ボイス 110緊急指令室』の続編。緊急指令室「ECU」を舞台に、一瞬たりとも目が離せないタイムリミットサスペンス。主人公の敏腕刑事・樋口彰吾を唐沢、緊急指令室(ECU)の室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)・橘ひかりを真木よう子、樋口を兄貴と慕う後輩刑事・石川透を増田貴久NEWS)が演じる。

久遠京介(安藤政信)​​が港東署に出頭。取調室で、自身の過去を語り出す。彼が、県警本部へ身柄を移すことになったとき、爆弾を巻きつけた​​片桐優斗(中川大輔​)が現れた。自らボタンを押して爆死すると、久遠は隙を見て逃走した。

久遠は、過去に母が暴行を受けた場所に立っているマンションに無数の爆弾を仕掛けていた。しかも、そのスイッチは一般市民にメールで送られ、誰が押したか分からないようになっているという。

爆発が続く中、樋口は最上階にいる久遠のもとへと急ぐ。そんな彼にひかりは「『信じている。私が聞いたものを』。再会したとき、そう言ってくれましたよね」とポツリ。続けて「班長の誰よりも強い心を信じています。石川さんが憧れたように、どんなに苦しくても、心が張り裂けようと、踏みとどまり、立ち向かう心の強さを信じています」と言葉をかけた。

いよいよ樋口と対峙。対決をする中で、樋口はあえて久遠に拳銃を渡し「お前が殺せ。それで終わりにしよう」という。動揺する彼に、なぜ人を守るのか、について答えは分からないとしながら「ただ人間を、人の心を信じているんだ!」とぶつけた。

彼の言葉に目を潤ませる久遠。樋口は続ける。初めて会ったとき、久遠少年の絶望の声を受け止めてやればよかった、と後悔しつつ「『人間は苦しんだ分だけ人に優しくなれる。負けるな。立ち向かえ。強く生きろ』。あのとき、そう言ってやればよかった。そうすればお前も、少しは人を信じられたのかもしれない」。

相棒を殺し、息子の心まで壊した自分ですら信じると言う樋口に、久遠の涙が止まらない。彼の顔を見た樋口は「その涙は母親がお前に遺したものだ」と語りかけた。その後、久遠は駆けつけた刑事たちに逮捕されて……。

ネット上では、久遠と樋口のバトルに「見応えたっぷりの対峙シーンに拍手」「久遠京介の涙にも心痛くなった」との声が。また、ひかりが石川について語る場面では「回想シーンで涙腺崩壊」「透ちゃん、忘れないからね」とのコメントがあった。

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