タモリ、宮崎で800万年前の自然が作り上げたミラクルを発見

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街歩きの達人・タモリが、“ブラブラ”歩きながら知られざる街の歴史や人々の暮らしに迫る『ブラタモリ』(NHK総合、毎週土曜19:30)。“放送100回目”を迎える3月24日の放送は、タモリが宮崎を訪れる。

宮崎は、プロ野球やサッカーのキャンプ地としておなじみだが、かつては「新婚旅行といえば宮崎」と言われた人気の観光地。最盛期の昭和40年代後半は、全国の新婚旅行客の4割が青い海やヤシの木に憧れてハネムーンにやってきたそう。日本で一番南にあるわけではない宮崎が「南国リゾート」として人気を集めたのには、不思議な大地の営みが大きく関わっていたらしく……。今回、宮崎がリゾートとして愛される秘密を、タモリがブラブラ歩きながら解き明かしてく。

タモリたちは、まずは宮崎のシンボル・青島へ。青島は、ゴツゴツと海岸に広がる「鬼の洗濯岩」と、ジャングルのように亜熱帯植物が生い茂る壮大な森。古くから信仰の対象としても大切にされたこの小さな島こそが、「南国リゾート」のすべての始まりだったという。

また、南国ムードをかもし出す、宮崎の海岸線のいたるところにあるヤシの木・フェニックスにも着目。実はこのフェニックスは、昭和の初めに人の手によって植えられたものだが、そのヒントになったのは「東海道五十三次」だそう。そして美しいフェニックスの並木が楽しめる名所・堀切峠で、タモリが50年前の学生時代のエピソードを思い出し大興奮!?

そして、実は江戸時代からあった宮崎の新婚旅行ブームの意外な事実も。タモリが新婚夫婦あこがれの神社で、800万年前の自然が作り上げた奇跡的な現象を発見する。さらに、サーフィンにピッタリの波が宮崎の海岸に押し寄せるのには、宮崎の不思議な地形が関係していることが明らかになる。

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