2月3日（土）放送の『NHKスペシャル』（NHK総合、21:00～）は、「金メダルへの道　無心の“テイクオフ”～髙梨沙羅 100分の１秒の戦い～」と題して、スキージャンプの髙梨沙羅選手（21）に密着する。

9日に開幕するピョンチャン五輪で、たった10秒に4年間のすべてをかける競技・スキージャンプ。スタートから着地まで10秒あまり。風や雪など刻々と変わる自然条件の中、一瞬で力を発揮しなくてはいけない“極限”のスポーツだ。この競技で金メダルの有力候補に上げられているのが、髙梨選手。ワールドカップで総合優勝4回、男女通算最多タイの53勝を成し遂げた“世界女王”だ。ワールドカップを戦うトップ選手の中で最も小柄な髙梨選手。その強さの秘密を4Kハイスピードカメラなど最新の映像技術で徹底的に解析する。

また、昨シーズン、ワールドカップで5勝を上げ、急成長を遂げた伊藤有希選手（23）との知られざる「絆」の物語も紹介する。さらに、12月に開幕した今季のワールドカップでは、海外の若手選手が台頭。メダル争いは激しさを増している。番組では、密着ドキュメントで、髙梨、伊藤両選手や、海外選手の強さの秘密、そしてメダルへの苦闘の日々を描いていく。