音尾琢真、戸次重幸の“無邪気さ”を俯瞰「20数年前からお変わりない…」

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今や日本一公演チケットが取れない劇団として人気を集めている5人組ユニット・チームナックス(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)。彼らが唯一総出演する『ハナタレナックス』(北海道ローカル、毎週木曜24:15~)全国ネット特別番組の第4弾『HTB開局50周年記念 ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅 in 小樽』が、2月4日(日)13時55分からテレビ朝日系で全国放送される。

今回で4回目となる『ハナタレナックス』の全国放送。これまで過去3回、20年以上にわたり、彼らと番組を制作してきた杉山順一プロデューサー(編成局 総合制作部)や番組スタッフに彼らの“生態”について伺うインタビュー特集を実施してきたが、今回はチームナックスのメンバー5人を直撃。その模様を5回にわたって動画付きで連載中だ。さらに、メンバーがお互いどう思っているのか、“あの人について語る”という企画もリレー形式で実施している。

2回目となる今回は、杉山Pからも「チームナックスで“一番ノーマルなタイプ”」と言われている音尾さんにインタビュー。今回の旅の見どころについて語っていただいた。

――今回の舞台「小樽」。オッサン5人旅の注目ポイントを!

小樽は、メジャーな町ではあるのですが、実際に何があるのか? という人も多いとかと思います。その中で、グルメとレジャーは特に注目いただきたいです。グルメで言いますと、寿司はもう相当でしたし、レジャーでは、おたる水族館。新たな一面を見てしまいまして……。“この動物のショーってここまで見せてくれるんだ!”っていう、実にワイルドな部分を見ることができました。これは、逆にほかでは見られない。トドの補食シーンなんですが、これが素晴らしいですよ!

――昨年の舞台「知床」では、普段は大人しい音尾さんですが、メンバーに激しく“悪態と罵声”を浴びせる一幕も……。今回、ご自身の旅に点数をつけると?

普段、北海道の深夜に放送されているレギュラーよりかは、“ゆるやかな”全国版となっておりますが、“ゆるやかな”ことをいいことに、私ものんびりやらせてもらっていますので、“頑張り度”で言えば0点、“楽しみ度”で言えば100点ですね(笑)。

■「音尾さんから戸次さんに!」リレー企画<第2弾>

――戸次さんについて。尊敬している部分は?

思ったことを口に出さずにはいられないところですかね。これは“諸刃の剣”ではありますけれども……。私は逆に、思ったことをポンって口にしないタイプなので、(戸次さんって)いいな~。2人を足して2で割ったら丁度いいんだろうなと思いますね。自分に無いものを持っているのはいいことなので、凄く尊敬しています(笑)。

――戸次さんに言っておきたいことは?

思ったことを口にしすぎるのはどうか、と思いますね(笑)。また今回、(戸次さんたちが)楽しくものづくりをしているシーンを、僕がVTRで見るという撮影もしたのですが、戸次さんが作っていたもの、これはどうなのかなぁ……? 戸次さんらしい楽しみ方でものづくりをしていましたが、やっていることは20数年前からお変わりないので、もう少し大人なものを作れるようになって欲しいなと思いました。

今回の旅でメンバー一行は、レトロなボンネットバスに乗り込み観光ツアーへ出発。「オッサン5人がただ食べるだけ」では芸がない! ということもあり、ところどころに用意された、グルメを賭けたちょっと意地悪なクイズやゲームも行われる。時に怒ったり、愚痴ったり、こぼしたり、ボヤいたり、店員さんに一目惚れしてみたりと、チームナックスらしい一面もちらほら。

音尾が絶讃していた水族館以外にも、視聴者プレゼントとして小樽ならではのお土産を手作りしたり、と内容も盛りだくさん。さらに、かつて北海道開拓の玄関口として北前船が往来し、ニシン漁で繁栄を極めた小樽には、運河や北海道初の鉄道、ニシン御殿など激動の明治・大正・昭和を感じさせる施設や建物もたくさん残っており、そんな歴史も交えながら届ける第4弾「小樽旅」はどこを取っても見どころだらけだ。

相変わらず素顔と本音丸出しのオッサン旅は変わらず。これまでも、彼らの飾らない“素”の姿が見られることもあり、インターネット上では、「ハナタレナックスやっぱ面白い!」「5人の素が見られて素敵でした」「5人のやり取りが素で良かった」「カメラの前で終始素の5人のおじさんが見られてよかった、来年もお願いします!」と反響だった。そんな中、今年1月2日のレギュラー放送で、全国特番第4弾の決定が告知。再びネット上では「やったー!」「次は小樽か。楽しみ!」「ずっと待ってましたっ!」と期待が高まっているだけに、今回の旅っぷりにも注目だ。

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