闘将・星野仙一さんに野球を勧めたのは母だった…『ファミリーヒストリー』アンコール放送

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今田耕司とNHKの池田伸子アナウンサーが司会を務め、著名人の家族の歴史を本人に代わって徹底取材し、アイデンティティや家族の絆を見つめていくドキュメント番組『ファミリーヒストリー』(NHK総合、毎週水曜22:25~)。1月10日は、「アンコール 星野仙一~父と母の生きざま 燃える男の原点~」と題して、4日に急逝した星野仙一さんが2015年に出演したときの映像を再放送する。

岡山県倉敷市出身の仙一さん。プロ野球選手として活躍し、引退後には監督として中日、阪神、楽天で監督を務めチームをリーグ優勝や日本一に導き「闘将」とも呼ばれた。そんな仙一さんの父は、仙一さんが生まれる前に亡くなっていたそうで、その人生は、ほとんど分かっていなかったという。

番組の取材で浮かびあがったのは、零戦との関わり、闘病の日々。さらに、部下たちに厳しくも、慕われる父の素顔だった。そして、女手ひとつで子どもたちを育てた母。終戦後、食料を得るために家財を売り払い、力仕事もいとわなかった。そんな母が、仙一さんに勧めたのが野球だった。

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