木村拓哉が主演を務め、2018年1月期に放送されたドラマ『BG〜身辺警護人〜』（テレビ朝日系、毎週木曜21:00～）の第2弾が、4月16日より放送されることがわかった。斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗が続投するほか、新キャストとして市川実日子、勝村政信、仲村トオルが出演する。

権力や武器を備えた警察官に対し、丸腰でチーム一丸となって敵に挑んでいく章たち民間ボディーガードの姿を描いた前作を経て、なんと今作ではあえて木村演じる島崎章の立場を“組織から独立した私設ボディーガード”へと大幅更新。「個人VS組織」の物語を軸にした新ステージへと果敢に攻め込み、ボディーガード・島崎章の生き様と魅力をより深く切り開いていく。

前作では民間警備会社「日ノ出警備保障」の身辺警護課に所属し、組織の一員として任務を全うすることにすべてを賭ける男だった章。しかし、今作では「日ノ出警備保障」を買収した大会社の“利益優先”方針に疑問を感じた章が、警備の基本でもある「弱き者の盾になる」という使命を貫くため、組織を飛び出すことに！　そんな中、「日ノ出警備保障」時代からの仲間・高梨雅也（斎藤）は、章が辞めた本当の理由を聞きだすため、章のもとにやってくる。そこで一緒に警護をするうちに、高梨の心にも変化が生まれ……!?

組織に残ることを選択した仲間・菅沼まゆ（菜々緒）や沢口正太郎（間宮）との関係性を縦軸に、各クライアントとの一対一の人間関係をじっくりとドラマチックに描いていく今作。前作に引き続き、『GOOD LUCK!!』（TBS系、2003年）や『エンジン』（フジテレビ系、2005年）でも木村と黄金タッグを組んだ井上由美子が脚本を担当する。

新キャストとなる勝村は、前作で死亡した身辺警護課の前課長・村田五郎（上川隆也）の後任・小俣健三を演じる。組織に背を向ける章のことも敵視する“組織に追従する男”に扮し、村田のもとでワンチームとなった身辺警護課をかき乱していく。また、市川は総合病院の整形外科医で、身辺警護課の契約担当医をしている笠松多佳子を演じる。命を懸けて任務にあたる章たちボディーガードの数少ない味方、そして癒やしの存在として、心温まる風を吹き込む。そして、仲村が演じるのは、今作に不穏な空気を呼び込む“最大の敵”として登場する、「日ノ出警備保障」を買収した大会社の社長・劉光明（りゅう・こうめい）役。紳士的な好人物に見えて、実は腹の底に大きな秘密を抱える彼は、組織を出た章たちの前に大きく立ちはだかる。『華麗なる一族』（TBS系、2007年）以来、実に13年ぶりとなる木村との共演で生まれる、新たな化学反応にも注目が集まる。