体操・白井健三選手が『クレヨンしんちゃん』とコラボ「しんちゃんは僕のヒーロー」

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“ひねり王子”として注目を集める体操の白井健三選手が、10月19日に放送される『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系、毎週金曜19:00~)で、しんのすけのために“I難度”の技を考案することがわかった。そのお礼に、野原しんのすけが『世界体操』に向けて練習中の白井選手を陣中見舞いを行い、初共演を果たした。

『クレヨンしんちゃん』は、1992年4月に放送がスタートし、今年放送27年目に突入した国民的アニメ。今回の企画は、10月29日(月)から6夜連続放送される『世界体操』とコラボレーション。オンエアでは、白井選手考案の新技にしんのすけが挑戦するショートストーリー「白井選手ガンバレ!だゾ」が放送される。そのストーリーのために白井選手が考えてくれた技とは、名付けて“おしりぶりぶり後方2回宙返り4回ひねり”。Aからはじまる難度ランクで最高位にあたる“I難度”の技に、しんのすけのギャグ“ケツだけ星人”を盛り込んだオリジナルだが、はたしてしんのすけはこの最高難度の技を成功させることができるのか!?

陣中見舞い当日、練習中の体育館にしんのすけがひょっこり現れると、白井選手は「しんちゃん、こんにちはー!」と笑顔で迎え、ハイタッチ! しんのすけからタオルをプレゼントされ、「新しい勝負タオルにしたい!」と感激の様子。さらに、しんのすけは自分のズボンに手を入れてモゾモゾ……。中から取り出したのは小さく折りたたんだ手紙。白井選手へのエールが書かれたその手紙に、白井選手は感激の面持ちで「お手紙ありがとう! うれしいですね。僕は小さい頃から『クレヨンしんちゃん』のファンなので、憧れのオリンピック選手に会ったような気分です。それぐらい、しんちゃんは僕のヒーローなんです!」と興奮気味に語った。

また、白井選手は「しんちゃんを見ていると、“やってみないとわからない”みたいなスリルを感じる。体操って、そういう勇気がすごく大事。しんちゃんは体操にとても向いていると思います」としんのすけを絶賛するとともに、「ひざをしっかり曲げることを意識して!」と、新技のポイントをやさしくアドバイス。その後も、しんのすけからイガグリ頭を肩にグリグリされて笑ったり、2人で体操のフィニッシュポーズをキメた記念写真を撮ったりと、白井選手は終始大はしゃぎ! 最後は「しんちゃん、ありがとう!」と、がっちり握手してお別れした。

しんのすけとの対面を楽しんだ白井選手は「今はいつもの試合どおりに、世界選手権を楽しみたいという思いでいっぱいです。まわりは気にせず、自分たちが笑って終われるような演技と結果を残したい」と、『世界体操』に向けて決意を新たにしていた。

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