フラワーコーディネーターが明かす『徹子の部屋』で飾られる美しい花の秘密

公開: 更新:

世の中のありとあらゆるものの“ソノサキ”にある驚きと感動のドラマを、笑いとともに届けるバラエティ『ソノサキ 〜知りたい見たいを大追跡!〜』(テレビ朝日系、毎週火曜23:15~)。6月19日の放送では、同局で放送されている『徹子の部屋』で活躍する花職人を特集した。

40年以上同番組を支える石橋恵三子さんは、スタジオに生花を飾るフラワーコーディネーター。第1回の放送から担当し、これまで1万本以上の花を生けているとのこと。同番組MCの黒柳徹子本人に話を聞いてみると「すごいのは、1万回やっていても倒れたり落ちたりすることがない。お客様に合わせて花を変えてらっしゃる」と絶賛。黒柳は花を「第2のゲスト」だと思っているそうで「そのゲストを作る方なので、いろいろな気を使われていると思う」と話した。

石橋さん本人も、毎回違う花にすることはポリシーとして持っているそうなのだが、ゲストとの衣装打ち合わせは基本的になし。ゲストのイメージを膨らませて市場から花を仕入れている。よって、ゲストの衣装と花が奇跡的にシンクロすることもあるそう。もちろん、1万回の放送で1度も同じ飾りつけはない。

石橋さんは、感染症予防の観点で病室に花が飾れない病院があることから「(患者の方から)『徹子の部屋』の花を楽しみにしているという話も聞いたことがあるので、とてもやりがいがあります」と誇らしげに語った。

ここで、石橋さんのスゴ技を紹介。ゲストがドラえもんの時には青に統一。レディー・ガガの時にはど派手に花を生けるなど、多彩なイメージを持って演出していることが分かる。黒柳が一番記憶に残っているのは、中尾彬がゲストに来た時の作品。「竹(バンブー)をぐるぐる巻きにしてあった」と言い「すごく面白かった」と回顧する。石橋さん曰く中尾のトレードマークである「ねじねじスカーフ」をバンブーで表現したのだとか。

最後に徹子が、石橋さんに「あなたの“ソノサキ”はどうなるの?」と質問すると「やっぱりずっとこの仕事は続けていきたいです」と力強く語っていた。

PICK UP