カズレーザー、“体当たり”のエグさに苦情「テレ朝の上層部はどうなっているんだ!」

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雨上がり決死隊(宮迫博之・蛍原徹)が司会を務める人気バラエティー『アメトーーク!』(テレビ朝日系列)。従来の木曜23時15分からの枠はそのままに、10月からは『日曜もアメトーーク!』(毎週日曜、18:57〜19:58)として、ゴールデンタイムとの週2回放送がスタートする。初回は10月16日の18時57分から2時間SPで放送されるが、これに先駆け、六本木・テレビ朝日の本社にて記者会見が行われ、雨上がり決死隊のほか、狩野英孝田中卓志(アンガールズ)、カズレーザー(メイプル超合金)、村上健志(フルーツポンチ)が出席した。

木曜のレギュラーに加え、日曜のゴールデンタイムに進出しての週2回の放送は、日本のバラエティ番組でも異例のこと。宮迫は年齢も50歳前というだけに「正直、マジかよ!」と体力の心配をするも、「週2回同じ番組をやらせていただくのは初のこと。大役を任されたのは嬉しいです」とやる気を見せた。しかし、実際に日曜放送分の収録を終えたばかりということもあり、「ぎっくり腰手前なので、(週2回は)無理やろ! 日曜日は誰か代役でやってる可能性ありますね」と笑いを誘った。一方の蛍原は、この日声を枯らせていたものの「帯(番組)を目指していますから!」と強気な姿勢を見せた。

初回の2時間SPでは、ゲストに清水富美加を迎え、木曜枠でも人気があった企画「芸人体当たりシミュレーション」などが放送。会見は、その“体当たり”の収録後に行われ、狩野や田中らは体操着で出席。初回の収録を振り返り、田中は、「深夜の時より、“体当たり”がエグくなっている」と早くも悲鳴をあげ、「バイキングの小峠さんがある事件を起こしていて、僕にとっては地獄の感じですが、爆裂に面白いですら!」とアピールしていた。カズレーザーも田中同様にキツいことをやらされたようで、「中世の拷問でしか見たことないことをさせられた。テレ朝の上層部はどうなっているんだ!」と訴え、会場を沸かせた。

そして、今後やってみたい企画についての話になると、狩野は「L’Arc~en~Ciel芸人をやりたい!」と提案。「ラルクあるあるとかやりたいです。例えば、TESTUYAというベーシストがいるのですが、TUTAYAがTESTUYAに見えてしまうとか……」。村上は、「僕は、ダメなところしかお見せできていないので、自分もできる! という部分を出していきたいから、詩人芸人をやりたい!」と即興で「夜晴れに……」と作品を披露するも、宮迫から「不採用!」とバッサリ。

会見中には、以前番組で“キングダム芸人”という括りで、マンガ「キングダム」を取り上げたこともあり、作者・原泰久が番組のために作成した色紙がサプライズで披露。「感謝を込めて」という言葉も添えられており、「これ、もらえるの?」と大喜びしていたが、この色紙は、現在テレビ朝日1Fのアトリウムにて一般展示されている。

会見の最後に行われたフォトセッションでは、「芸人体当たりシミュレーション」で使用される足つぼマットが用意され、宮迫らが「無理やろ! アホか!」と拒絶するも強制的に行われ、カズレーザーは「一枚撮影したら、みんなでLINEでまわせばいいじゃん!」と反発しながらも、スタジオに集まった多くのカメラに対し、痛みを堪えながら目線を送っていた。

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