俳優・渡辺篤史が、建築作品として評価できる住宅を紹介する『渡辺篤史の建もの探訪』（テレビ朝日系列、毎週土曜 5:00～）。10月1日の放送では、神奈川県鎌倉市の齋尾邸を紹介。建ものを紹介する番組だが、渡辺が車に食いつき、茶目っ気たっぷりなコメントを披露する一幕があった。

鎌倉の景色に馴染む大屋根と黒壁が特徴的な齋尾邸。黒壁は耐久性の高い焼杉が使用されており、渡辺は、「表情が和らぎますね」とそのデザインセンスを絶賛。室内も木を活かし、自然と調和したモダンな雰囲気が広がる空間に対して、十八番の「いいですね～」と称賛台詞を言いながら、まずは来客用の和室を探訪した。その和室にはガレージが見える小窓が付いており、そこから家主ご自慢のvolkswagenを見つけると、「いや～、可愛いよ。いつもありがとう！」と、渡辺は車に話しかけた。

続けて、緑道側に設けた縁側から、反対側の2階の大窓と視線が抜ける開放感なスキップフロアを実現させたリビングに到着すると、渡辺は、ロングチェアに腰掛け、ため息交じりに「いや～、いいですね」と改めてこの家の“心地よさ”を感じていた。最後には、「デザインが素敵な建ものなのですが、ご主人が車のデザインとか、家具のデザインを重視していて、そういうものが好きで集められる“器”（＝家）として、和洋折衷のセンスの良さも感じます」と評価していた。