中村里帆さんと瀬戸利樹さんにインタビュー

中村里帆さんと瀬戸利樹さんがW主演を務めるドラマ『シンデレラはオンライン中!』が、フジテレビが運営する動画配信サービスFODで配信中です。中村さん演じる恋を知らない平凡な女子大生・有沢一花と、瀬戸さん演じる超エリート男子の王子様・小野田朝陽がオンラインゲームで出会い、現実と仮想世界の間で揺れ動く珠玉のラブストーリーで、1月19日(火)正午からは第2話が配信されます。

中国の動画配信サイトで初回から最終回まで再生回数No.1を独走し、累計再生回数160億回超えを達成、「2016年中国で最も人気のあったドラマ第1位」を獲得するなど大好評を得たドラマのリメイク作品となります。

2ショットの撮影時に「肩に手を乗せてほしい」とお願いしたところ、「どうやればいいの~!?」と照れる瀬戸さんと、その横で笑顔を見せる中村さん。ともにドラマ初主演となるおふたりに、撮影時のエピソードや伝えたいメッセージを伺いました。

――写真撮影の際、リクエストにおろおろする瀬戸さんが意外でした(笑)。

瀬戸:僕、本当にいつまでたっても慣れなくて。どうしたらいいか、わからないんですよ(笑)。

中村:(胸キュンシーンの撮影を思い出して)ちょっと懐かしかったです(笑)。

王子様キャラを演じた瀬戸さんの役作りとは?
王子様キャラを演じた瀬戸さんの役作りとは?

――まずは、今回の役を演じる上で意識したことを聞かせてください。とくに瀬戸さんは、王子様キャラを演じられる上で気をつけた点はありますか?

瀬戸:(先に)どうぞ、どうぞ。(王子様は)やっぱりレディファーストですよね?(笑)。

中村:じゃあ、私から(笑)。台本を読んだ時、一花は自分とすごく似ていると感じたので、自分の思ったままにやろうと思いました。私は、一花と一緒であまり恋愛をしたことがなかったので、恋をすることで自分がどう変わっていくのかがわからなかったんですけど、一花とともに、現実世界とゲーム世界での恋を両方楽しもうと思って撮影に挑みました。

瀬戸:僕は、“余裕さ”というところを一番意識しました。包容力というか、すべてにおいて動揺しないこと。あと、朝陽は言葉の選び方が本当に素敵だと思ったので、とくに“言葉”を意識しながらやっていたと思います。

――王子様キャラということで、イメージしたキャラクターや人物はいましたか?

瀬戸:絶対に無理ですけど、イメージでは“王子様=頭の上に王冠”になってしまったんです(笑)。でも、それはちょっと違うなと思ったので、あまりどれをベースにするとかではなく、自分なりのキャラクターにしました。

ゲームのキャラクターに扮したことに興奮したという中村さん
ゲームのキャラクターに扮したことに興奮したという中村さん

――オンラインゲーム内のコスチュー厶姿も印象的です。

中村:コスプレをプライベートでしたことは一回もなかったので、単純に嬉しかったです。衣装だけじゃなく、ヘアメイクとかもゲーム仕様になっていて、目の色が真っ黒だったり、赤色だったり……。私は長い付け毛を付けていたんですけど、ゲームのキャラクターみたいだ! と思って興奮しました。

瀬戸:僕はゲームもアニメも好きなので、コスプレを人生で一回はやってみたいなと思っていました。なので、この作品で叶えることができて、率直にすごく嬉しかったです。(演じるキャラクターの)レオンはカツラも真っ白、眉毛も白、カラコンも白、服も白。朝陽と同じ人物なんだけど、レオンとして外見から気持ちを入れ替えられたな、というのはすごくあります。自分が神々しくなった気持ちになりました(笑)。

――コスプレにハマりそうですか?

瀬戸:機会があれば、やってみたいなと思います(笑)。

――ゲーム内でのアクションシーンはいかがでしたか?

中村:アクションも初めてだったので、無事に乗り切れた、という感じでした(笑)。これまで、自分の出番がこんなにたくさんある作品は多くなかったので、お芝居について「明日はどうやろう」と考える時間も楽しかったです。

瀬戸:(CG合成をして)映像になった時、“杖からどのくらい火力が出るか”ということがわからないので、力の入れ具合が難しかったです。でも、レオンはゲームの中でランキングが1位だったので、余裕のある立ち回りができるキャラクターだったんです。だから、必死に戦うキャラクターを演じる方達よりは楽だったのかなとは思います。頭にも余裕ができるので、動き方もじっくり考えながらできたかなと思っています。

――現場で印象的だったエピソードはありますか?

中村:私がクランクインしたのは撮影2日目だったんですけど、その時に瀬戸さんがヘアメイクの方に「今日、いつもより元気がないですね」というようなことをおっしゃっていて。2日目なのに、観察力がすごい方だなと思いました。

瀬戸:うっそぉ(笑)。僕、その場の雰囲気に勝手に不安を感じてしまう性格なので、「ちょっとでもおもしろくできたらいいな」というのが勝ってしまったのかもしれないです(笑)。

瀬戸さんから見た中村さんのイメージとは?
瀬戸さんから見た中村さんのイメージとは?

――なるほど(笑)。では、瀬戸さんから見た中村さんのイメージは?

瀬戸:すごくハキハキしていて、透明感があって、笑顔が素敵な人だなっていう印象がありました。

――撮影が進む中で、印象の変化や「こんな一面があったのか」と感じたところはありますか?

瀬戸:う~ん……大きい声が出ること。

中村:ぇえっ!?(笑)。

瀬戸:いや、かわいらしい声だし、勝手に“THE 女の子”というイメージがあったんですけど、アクションシーンではしっかりお腹から声が出ていて。そんな声が出るんだ! と思いました。それくらい衝撃だったんです(笑)。

中村:そんなにですか?(笑)。私は、お会いする前と撮影に入ってからでは、ガラッとイメージが変わりましたね。本当に朝陽先輩の役のまま、クールで物静かな方だと思っていたので、初日にスタッフさんたちとたくさんお話されているのを見て、すぐに印象が変わりました。私もすごく緊張していたけど、瀬戸さんのおかげで和らぎました。

――瀬戸さんは、周りの緊張を和らげようと意識していたのですか?

瀬戸:この作品に関しては自分が一番年上でしたし、早めにみんなと仲良くできたらいいな、とは思っていました。そういう盛り上げ役の人がいたら任せようと思っていたんですけど、結局自分がやってしまいました(笑)。

――先輩方が多い現場とは違いますか?

瀬戸:ぜんぜん違います。先輩がいたら甘えられるので……。でも、主演というのは、いい意味でほどよい緊張感がありました。もちろん(先輩に囲まれる現場と)どちらがいいとかではないですけど、今回は自分で考えて行動ができる現場だったな、とは思っています。

初主演に対してプレッシャーより嬉しさが勝っていたという中村さん
初主演に対してプレッシャーより嬉しさが勝っていたという中村さん

――中村さんは、主演という点についてはいかがですか?

中村:プレッシャーよりも、嬉しさのほうが勝っていました。本当にラブコメディが大好きなので、自分がその真ん中に立てることが嬉しかったんです。役作りに関しても、一花とは共通点が多かったので不安もなかったです。ただ、現場の雰囲気作りとかは、今まで引っ張ってもらう側だったので「どうしたらいいんだろう」とは思っていました。でも、瀬戸さんがいろいろと盛り上げてくれたおかげで、すごく楽しい現場になりました。

――印象的だったシーンについても聞かせてください。

中村:胸キュンシーンが結構あるんですけど、ネックレスを付けてもらう場面では、お互い苦戦しながらやったのをすごく覚えています。私も付けられ慣れていないし、瀬戸さんも角度とかに悩んでいたりして(笑)。

瀬戸:あはは(笑)。僕は、本当に全部印象的なんですけど、マニアックなところでいくと、朝陽は車の運転ができるんです。だから、たびたび車のシーンが登場して、それがかっこいいです(笑)。車に女性を乗せるって、かっこよくないですか!? ドアを開けてあげるとか、朝陽の立ち振る舞いに注目してほしいなと思っています。

――まさにレディファーストですね! そのネックレスをつけるシーンはNGが出てしまったのでしょうか?

中村:NGというか、リハーサルをすごくいっぱいやりましたよね?

瀬戸:そうだった! NGを出さないためにね。前から付けるか、後ろから付けるか。右からいくか、左からいくか。アングルをどうするのかとか、かなり細かく話し合いました。

中村さんと瀬戸さんが語る胸キュンシーンの裏側とは?
中村さんと瀬戸さんが語る胸キュンシーンの裏側とは?

――その他の胸キュンシーンについても、同じように話し合いをしたのですか?

瀬戸:はい……僕が本当に慣れていないので(笑)。

中村:とは言いつつも、本番はかっこよく決めるので「いやぁ、すごいな」と。

――そのギャップが、またいいですよね?

中村:本当、そう思います。

瀬戸:いやいや、みなさんからのご指導ご鞭撻のおかげで(笑)。プロデューサーの方々や、中村さんにもいろいろと話を聞きながら、やり切った感じですね。

――では最後に、ドラマを通して伝えたいことなどメッセージをお願いします。

中村:ゲーム世界と現実世界の恋が同時進行していく様子を、キュンキュンしながら見てもらいたいです。中国版を見たことがある方は、いろいろと設定が変わっているので、そこの違いも楽しみながら。2人のかわいらしい恋愛模様を、もどかしい気持ちになりつつ応援していただけたらと思っています。

瀬戸:この時代だからこそ、恋愛の始まり方はどんなカタチでもいいんじゃないかなと思うんです。この作品を通して、「オンラインで出会って恋に落ちる方法もあるんだよ」と伝えられたら嬉しいです。キュンキュンしながら、楽しんでいただけたらと思います!

(取材・撮影:勝浦阿津希)

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