黒木瞳、14年ぶり看護師役で出演決定『SUITS/スーツ2』第2話

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黒木瞳が、織田裕二主演のドラマ『SUITS/スーツ2』(フジテレビ系、毎週月曜21:00~)の第2話にゲスト出演することがわかった。

本作は、2018年10月期に放送されて人気を博した『SUITS/スーツ』の続編となるリーガルドラマ。前作に引き続き、織田が負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午を、中島裕翔Hey!Say!JUMP)が経歴詐称の天才青年・鈴木大輔を演じる。ドラマでは、2人が様々な訴訟に向き合い、問題を解決していく姿が描かれる。

黒木が演じる安田佐緒里(やすだ・さおり)は、「東京国際記念病院」の看護師長。自分の信念は決して曲げない、味方につければ頼もしいが、敵にすると厄介な存在。看護師たちの待遇に不満を持ち、組合を結成して、賃上げを病院に要求する。要求がのまれなければ、一部業務のストライキを官房長官が入院する日に行うと宣言。病院側の弁護士の甲斐にも臆することなく、対等に立ち振る舞う。看護師の給与アップを狙っているだけかと思われたが、そこには別の大きな狙いが……。彼女の真の思惑と、甲斐、上杉の権力争いなど、それぞれの思いが入り交じる第2話。黒木が看護師役をやるのは、『遙かなる約束』(フジテレビ系)以来14年ぶりで、主演の織田との本作ならではの緊迫した演技は必見だ。

<黒木瞳 コメント>
――『SUITS/スーツ2』の出演が決まった時の率直な感想。

シーズン1の時も拝見させてもらっていて、一人ひとりのキャラクターがしっかり描かれていて面白く見ていました。皆さんのキャラクターを存じ上げている分、お芝居もしやすいのかと思いました。

――看護師長という役柄を演じてみていかがでしたか?

今回の役は、過酷な看護師の勤務状況をどのように解決していけるかを考え、旗を振った人で、固い意志をもって病院と戦う役でした。どういう風に甲斐先生と鈴木先生と対峙していくか、甲斐先生がどういう手を打ってくるかという心理作戦が見どころだと思います。甲斐先生の敏腕さはさすがでした!

――『SUITS/スーツ2』の現場の雰囲気や印象はいかがでしたか?

平野(眞)監督や織田さんや中島さんなど、前々からご一緒している方が現場には多く、“お久しぶり”という感じでした。雰囲気の明るい現場ではありつつも、それぞれがしっかり自分の仕事と真摯に向き合っている現場だと思いました。織田さんも前とお変わりなくとてもエネルギッシュ、そして本当に真面目に作品に向き合っていらっしゃる。うれしさと懐かしさを覚えました。

――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージ。

甲斐先生たちが今回の訴えをどういう風に収束させるのかが、とても見応えのあるものだと思います。安田佐緒里でさえ甲斐先生に納得させられ、ぐうの音もでないように手腕を振るわれたので、それが今回の見どころでもあるし、作品全体の見どころでもあります。第2話の放送もぜひお楽しみにしていただければと思います!

<第2話あらすじ>
甲斐(織田)とチカ(鈴木保奈美)によって、『幸村・上杉法律事務所』から事実上追い出されていた共同代表の上杉(吉田鋼太郎)が復帰した。上杉は、全スタッフの前で、節操がなく強欲だったかつての行いをわびると、妻の死をきっかけに人を思いやることの大切さを学んだとアピールし、あっという間に彼らの心をつかむ。

そんな中、甲斐は、難航している東京国際記念病院と看護師組合の労使交渉をまとめるよう、チカに命じられる。東京国際記念病院は、かつて上杉が獲得したクライアントでもあった。だがチカは、重要な案件は上杉に任せない心づもりでいたのだ。

甲斐は、大輔(中島)とともに組合をまとめる看護師長の安田佐緒里(黒木)に会いに行く。かつて被災地のボランティアをまとめた手腕でも知られる佐緒里は、弁護士もつけずにたったひとりで交渉の席につく。そこで甲斐たちは、平均5%の給与アップを提示した。しかし佐緒里はそれを拒否し、病院側が50億円もの投資をしてAIオペシステムの導入を進めていることを理由に、15%もの賃金アップを要求。「私たちの仕事を舐めないで」。佐緒里は、甲斐たちにそう言い放ち……。

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