磯村勇斗、愛する人を亡くした青年を熱演!「ドラマ甲子園」大賞受賞作品が地上波初放送

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磯村勇斗が主演を務め、白石聖志田未来が出演した第5回「ドラマ甲子園」大賞受賞作品『キミの墓石を建てに行こう。』(フジテレビ ※関東ローカル)が、9月30日(月)26時5分から放送される。

毎年、CS放送フジテレビONE/TWO/NEXTが、高校生を対象に募集を行っている脚本・演出家才能発掘プロジェクト「ドラマ甲子園」。大賞に選ばれた脚本は、執筆者本人の演出でプロのスタッフがサポートし、プロの俳優たちの出演でテレビドラマとして制作されるが、昨年開催された第5回は長野県在住の宮嵜瑛太さん(当時19歳)が大賞を受賞。2018年の夏に宮嵜監督の地元である松本市を中心にロケが行われ、同年10月28日(日)にCS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartにて初回放送、配信された。

同作は、愛するものを失った2人が、その愛したもので結ばれていく様を描いた切ない感動ストーリー。常に無気力だった青年・片瀬奏(磯村)は、自分に生きる活力をくれた朝田梨花(志田)を大切に思っていたが、片瀬がその思いを伝える前に、梨花は病で亡くなってしまう。梨花は生前、自分のお墓を建ててほしいという願いを片瀬に託しており、片瀬は梨花を慕う後輩の石川奈々(白石)と共にその願いを叶えようと動き出すことに。

梨花との記憶を思い返す片瀬。自分に手を差し伸べてくれたこと、人生は未知だらけであり、生きているだけで楽しくてたまらないと語っていたこと、出会った日に行った真夜中の美術館、2人で廻った松本市街や松本城など、さまざまな思い出が浮かんでいく。

だが奈々は、そんな片瀬と梨花の間に絆を感じることを快く思っていなく……。片瀬と奈々は梨花との思い出の場所を訪れながら、どんな時でも前向きに今を生きていた彼女の証を遺すため、梨花らしいお墓を探していく。

なお、今年開催された第6回「ドラマ甲子園」の大賞受賞作『受験ゾンビ』は、18歳の現役女子高生、伊藤佑里香さんが脚本を担当。玉城ティナ主演で、今夏に撮影は無事終了。現在、鋭意編集作業中で着々と仕上げに向かっており、CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmartにて10月20日(日)に放送される。若い才能のぶつかり合いに注目したい。

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