菅田将暉が主演を務める月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』（フジテレビ系、毎週月曜21:00～）の第4話が、1月31日に放送。SNS上では、会話だけで視聴者を魅了する菅田と柄本佑に称賛の声が集まった（以下、ネタバレが含まれます）。
田村由美による累計発行部数1300万部突破の大人気同名コミックが原作の本作は、菅田演じる天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が、淡々と自身の見解を述べるだけで事件の謎も人の心も解きほぐしていく令和版・新感覚ミステリー。
風呂光聖子（伊藤沙莉）から、闇サイトにアップされた爆破予告の暗号を解読してほしいとの依頼が。整は、家まで押しかけられたため、嫌々ながらも取調室へ。結局、爆弾は見つかったものの、彼はすぐに暗号を解いていた。
翌日、新しい犯行予告がアップされた。そのころ、整はポテトサラダを食べに行こうと外出。大雨の中「ポテトサラダでポテポテしちゃうぞ〜♪」とルンルン気分で歩いていると、傘もささず、雨に打たれる男（柄本）がいた。2人は、ひょんなことから意気投合。話をする中で、男が自分の名前や家すら分からない断片的な記憶喪失であることが分かった。
整は「全然やみませんね、雨。ちょっと前にテレビドラマで『どうして曇っていると、天気が悪いって言うんですかね』って台詞があって……雨の日もそうですけど、なんだかハッとして。なるほどなぁって。『カルテット』の話でしたけど」と語りかけるが、彼は音楽はワルツが好きだと回答。会話自体に意図はなかったが、話をしていくうちに何か思い出すのではないかと思ったのだ。
そんな中、男は「どこかに時限爆弾を仕掛けた……ような気がする。気のせいかな？」とポツリ。整が「いや爆弾が気のせいはおかしいでしょ」と返すと「（記憶がなくなる前）それを見に行こうとしていたのかな？」との返答があった。
ある結論に至った整は、最近起きている爆弾予告犯はあなたではないか、と問う。「そんな……気がする……」と答える謎の男に、口をあんぐり開けて驚く整だった。
SNS上では、ドラマ『カルテット』（TBS系）の世吹すずめ（満島ひかり）の台詞が引用されたことから「鳥肌」「嬉しかった」との声が。また、菅田と柄本の会話で物語が進む展開に「舞台のようだった」「贅沢すぎた」とのコメントがあった。
次回は2月7日に放送。整は、入院した病院で定年退職したという元刑事・牛田悟郎（小日向文世）と出会う。
