竹内愛紗さん、板垣瑞生さん、武田玲奈さん、ゆうたろうさんといったフレッシュなキャストが集結したFODオリジナルドラマ『シックスティーン症候群(シンドローム)』(毎週木曜24:00~最新話配信)が、FODで配信中。6月25日には第2話が配信される。
本ドラマは、ティーンから絶大なる支持を得ている小夏さんによる人気漫画が原作。竹内さんが演じるビジュアルも中身もボーイッシュな16歳のイケメン女子高校生・東息吹を中心に、高校生たちの思春期特有の感情や、人間関係の葛藤の中で自分と向き合い大人へと成長していく姿を描きます。
今回、竹内さんら4人にインタビュー。コンプレックスを抱える役へのアプローチで意識したことや撮影現場でのエピソード、タイトルにちなんだ16歳のときの悩みや葛藤、恋愛、今「守りたい」ものについて伺いました!
――それぞれコンプレックスを抱える役柄を演じられましたが、役作りで苦労したことはありましたか?
竹内:イケメン女子高校生役ということで、何もしていなくてもかっこよく見えるよう、堂々した振舞いを意識しました。また、二面性のあるキャラクターなので、みんなに見せている自分と見せていない自分の対比が濃くでるよう、考えて演じていました。
板垣:いやあもう、二面性だらけでしたよ(笑)。プライベートの愛紗さんが二面性のない方なので、より役で二面性があるように感じましたね。
ゆうたろう:そうだね。一番、オンとオフのスイッチがあったかも。
竹内:ありがとうございます!
武田:私が演じた織田沢めいは、男性恐怖症という大きなトラウマを抱えている役で、そこを軸に色々なことを考えて。いつも一緒にいる息吹に対しても、恋心なのか、それとも友情なのか……、見せ方は意識しました。
竹内:表情がフッと変わるんですよ。ニコニコ笑顔のめいちゃんから、闇を持ったときのめいちゃんの表情の変化が素晴らしくて。すごく勉強させてもらいました!
ゆうたろう:僕は見た目が女の子みたいで可愛い男の子・櫻井直を演じましたが、仕草や言葉遣い、柔らかさなどを出すのは難しかったですね。あと、運動ができないキャラクターだったので「笑われるくらい下手ってどういうことなんだろう?」って、監督と相談しながら下手に見せる練習はしました。
板垣:僕が演じた浅田睦巳は女性にコンプレックスを抱える役。役作りはもちろんですが、今回、テーマが重い作品だったので、逆にテンポが良くなるとどんな感じになるのかを試したくて、色々挑戦しました。
竹内:板垣さんはムードメーカーなんです!
武田:あと、チャレンジャーだよね!
ゆうたろう:お芝居で色々仕掛けてくれるよね。監督にちゃんと怒られているけど(笑)。台本上にはないことをしてくれるんです。でもそのおかげでシーンにまとまりができたりするので、ありがたかったですね。
板垣:ありがとうございます!
――撮影現場で印象に残っているエピソードを教えてください。
ゆうたろう:ダーク要素が強い作品なので、みんな現場の空気は重くしたくないという思いがあって。竹内さんと板垣くんが盛り上げてくれて、みんなで和気あいあいとしていました。
武田:そうだね。この2人(竹内と板垣を見て)を筆頭にね(笑)。
竹内:えー! 板垣さんですよ! 板垣さんは、“ドドドドド天然”ですもん!(笑)。
板垣:おい!(笑)。
ゆうたろう:2人がボケで、僕と武田さんがツッコミって感じでしたね(笑)。
武田:こんな感じでみんなでずっとしゃべっていました(笑)。
――皆さん、今回が初共演になりますが、共演者の方の意外な一面はありましたか?
ゆうたろう:武田さんは、めちゃくちゃお酒を飲みます! 僕と武田さんは20歳を越えているので、スタッフさんたちとお酒を飲むこともあって。(ロケ先が静岡だったので)僕は緑茶ハイを飲んでいたんですけど、武田さんが打ち上げでずっとマッコリを飲んでいるのが印象的でしたね(笑)。僕は弱いんですけど、武田さんは一人でスタッフさんたちと対等に飲んでいて、たくましいなと思いました。
武田:お酒、好きなんです(笑)。撮影の合間はみんなでちょこちょこご飯にも行ってたよね?
板垣:泊まりがけのロケで一緒にいることが多かったので、仲良くなっていったよね。
竹内:距離感がすぐ縮まりました!
板垣:みんなでしゃぶしゃぶ行ったり。
竹内:あと、静岡のハンバーグ屋チェーンの“さわやか”にも行きましたよね! 美味しくて、味が「さわやか」でした。
板垣:味が「さわやか」って。「さわやかだな~」って食べないでしょう!(笑)。
ゆうたろう:まあ、人それぞれ感性があるから(笑)。