本郷奏多の“ドS”ぶりが話題!クールな毒舌キャラで恋愛術を伝授『ラブホの上野さん』【名作プレイバック】

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本郷奏多が上野さんを演じる人気シリーズ
本郷奏多が上野さんを演じる人気シリーズ

本郷奏多がクールで毒舌なラブホテルのマネージャー・上野さん役で主演を務めたドラマ『ラブホの上野さん』のSeason1全12話とSeason2全11話が、FODで配信中。ニヒルな笑みを浮かべながら様々な恋愛テクニックを披露する上野さんを演じた本郷に、インターネット上では「上野さんになった本郷奏多くんのドS最高」との声が寄せられている。

2016年にSeason1の配信がスタートした本作は、漫画・博士、原案・上野による同名コミックスを原作に、ラブホテルのマネージャーである上野さんが、恋に悩める人々に目からウロコの恋愛術を伝授する痛快ラブコメディ。第1話「ラブホテルへの誘い方」では、上野さんが、恋に悩む童貞大学生の一条昇(柾木玲弥)に、意中の相手と付き合うための恋愛テクニックをレクチャーした。

五反田の繁華街に佇むラブホテル「五反田キングダム」に勤める上野さんは、ある日、ホテルの道路脇で寝ている一条を発見する。上野さんにストーカーだと疑われた一条は、昨夜、思いを寄せている同じ大学のななみが男の先輩とこの近辺を歩いているところを目撃して、一晩中ホテルの前で見張っていたと説明。しかし、疑いは晴れず、客室清掃員の三田(麻丘めぐみ)に警察を呼ばれ、その場から逃走してしまう。

大学では、昨日と異なる服のななみを見かけ、昨夜のことは自分の見間違いだったと安心する一条。そんな一条の前に、再び上野さんが現れる。大学の講義にしれっと参加している上野さんは、配られたプリントや、落とした消しゴムをきっかけに、次々と周りの女性に声をかけ、仲良くなってゆく。

一条は、そんな上野さんに怪訝な視線を向けつつ、大学の帰りに思い切ってななみを食事に誘う。その一部始終を見ていた上野さんは、一条のアプローチを「中学生の恋愛ごっこ」だと一刀両断。上野さんは、講義中に自分が女性と仲良くなったように、「きっかけは作り出すもの」だと言い切り、恋愛にも様々なテクニックがあるとアドバイスする。上野さんの言葉に一度は反発したものの、今までのやり方では上手くいかないと感じた一条は、上野さんに恋愛テクニックを教わるため、「五反田キングダム」へ向かうのだった。

相手の小さな要求に応えて、こちらの要求を通りやすくする「フット・イン・ザ・ドアー」や、2つの候補を提示し、相手に選ばせることで断りづらくする「ダブルバインド」など、第1話から上野さんによる恋愛指南が炸裂。様々な恋愛テクニックをふんだんに盛り込みながら、テンポよく進むストーリー展開は、本作の魅力の一つといえる。

また、併せて注目したいのは、やはり上野さんのクールで毒舌なキャラクターだ。特に「純情を装った童貞が使用済みのコンドームの次に嫌いです」「ゆとりですか~?」など、一条に対して、毒舌を吐いたり、煽ったりする上野さんは必見で、クールな表情で上野さんを演じきる本郷の演技力にも唸らされる。

本郷といえば、2002年の映画『リターナー』で俳優デビューを果たし、『NANA2』や『GOTH』で注目を集めた実力派。その後も、『GANTZ』や『進撃の巨人』などの話題作で活躍し、2019年には山崎賢人吉沢亮らと共に、同年の興行収入が実写邦画No.1に輝いた『キングダム』に出演。主人公と敵対する成蟜(せいきょう)を演じ、その演技に称賛の声が集まった。

さらに、NHKの大河ドラマ『麒麟がくる』には、若き関白、近衛前久役として出演予定。初出演となる大河ドラマで、どんな演技を見せてくれるのか、早くも期待の声が寄せられている。

“たくらみ系キャラ”を演じることの多い本郷にとって、上野さんはまさにハマり役。バラエティ番組でのユニークな発言が取り沙汰されたりすることもある本郷は、Season2の制作が決定した際に、「上野さんの“変人ぶり”にさらに磨きをかけて演じたい」と意気込んでいる。

本郷の演じる上野さんに思い入れを持つ視聴者も多く、インターネット上には今なお、「上野さんになった本郷奏多くんのドS最高」「本郷奏多と言えばラブホの上野さん」「奏多くんはラブホの上野さんのイメージが私の中だとあるのよね」などの声が投稿されている。本郷の当たり役とも言える上野さんを生み出した本作を、改めて見直してみてはいかがだろうか?

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