三匹のおっさんが劇団デビュー?夢の舞台に“甘い罠”が…

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北大路欣也泉谷しげる志賀廣太郎が出演するドラマ『三匹のおっさん3~正義の味方、みたび‼~』(テレビ東京系列、毎週金曜20:00~)の第3話が、2月3日に放送される。

本作は、「図書館戦争」「空飛ぶ広報室」など、数々のドラマ化・映画化作品を世に送り出している人気作家・有川浩の小説が原作。キヨ(北大路)、シゲ(泉谷)、ノリ(志賀)のかつての悪ガキ3人が結成した私設自警団“三匹のおっさん”が、悪徳商法や結婚詐欺など、町内にはびこる悪を次々に成敗する痛快なストーリーが人気を呼び、パート1の最終回の視聴率は12.6%、平均の視聴率も10.6%を記録。1989年以降のプライムタイムのテレビ東京の連続ドラマ(時代劇を除く)では最高の数値を叩き出すなど話題となった。

新シリーズでもこれまで同様、現代社会にはびこる悪を描くと共に、三匹のコミカルな演技やアクション、それぞれの家庭で起こる日常描写は健在。第3話では、シルバー劇団の手伝いをすることになった三匹に、“甘い罠”が忍び寄る。

[あらすじ]ある日、三匹が夜回りをしていると、複数の男たちが揉めている現場に遭遇。急いで仲裁に入ったシゲがナイフを持っていた男を投げ飛ばすが、男たちは商店街の栗田(小倉久寛)、泉(福本伸一)、横山(田窪一世)で、芝居の稽古中だったことが判明する。お詫びにシゲの店「酔いどれ鯨」に招き、平謝りする三匹を前に、栗田らは自分たちの演技が真に迫っていたと大喜び。与太話が発端で結成されたシルバー劇団「セカンドライフ」は、元新劇女優の村松洋子(丘みつ子)の指導の下、オリジナル作品「バック・トゥ・ザ・八百八町」の稽古中だという。栗田に頼まれ照明や音響を手伝うことになったノリと共に、キヨとシゲも公民館へ見学に行く。

公民館で劇団員たちの稽古を見学していたキヨは、立ち回りの場面での指導を買われ、殺陣のアドバイザーを務めることに。一方、シゲも刑事役のオーディションを受けることになり、まんざらでもない様子で……。そんな中、洋子が演劇プロデューサーの荒木行雄(前川泰之)を伴い現れる。荒木は数多くの舞台を手掛けており、公演を手伝ってくれるという。その数日後、旗揚げ公演に向けて会議が開かれ、荒木が日本で最もブロードウェイに近いと言われる“ムーンライトシアター”での公演を提案。公演と公演の間にできた数日を格安で貸してくれると言うが、500万かかると聞いた劇団員は尻込みする。だが、洋子が200万出すと言い出し、一人50枚チケットを売れば舞台に立てることがわかると、みんな一気にやる気をみなぎらせる。この様子に、三匹は大事になってきたと実感。公演に向けて本格的に準備が進み、出演者たちはチケット販売に奔走する。しかし、思った以上にノルマが負担となり、各家庭で問題が起き始める……。

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