若手芸人の住む“事故物件”を撮影…人形だらけの家で謎の女の声

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わざわざ“事故物件”ばかりに住む芸人・松原タニシが、10月11日に放送された『わざわざ言うテレビ』(テレビ大阪、毎週火曜24:12~)に出演。なぜ事故物件に住み続けるのか、理由を語った。

事故物件とは、その部屋で自殺や殺人など死亡事故があった“いわくつき”の物件のこと。タニシが事故物件に住んだきっかけは、テレビ番組の企画の「事故物件に若手芸人を住まわせてみよう」というものから。その後、家賃も安いことから自ら事故物件を探し始め、現在、3件目の事故物件に住んでいるという。

事故物件に住み始めてから、「とにかく頭が痛くなる」「肩がすごく重い」と話したタニシ。番組スタッフが「一番すごい超常現象が起きた物件は?」と聞くと、「初めて住んだ物件」と答え、その部屋とは「女性が男に襲われ殺害・放火された物件」と言い、家賃は1Rで4万5千円だったという。その家に住んでいた際「お風呂に入っている間、部屋がすごいことになっていた」らしく、タニシはその時の部屋の様子を公開。その映像には“霧のようなもの”が映っていた。

2件目の物件は「息子が母親を殴り、浴槽に沈めて殺害した物件」で、2DKで家賃は2万6千円。リフォームしたはずが「何か畳がおかしい」と思い剥がしてみると“血痕”を発見。殺害現場である風呂場に行くと、鏡がペンキで塗り潰されていたという。さらに、その物件に住み始めてから留守番電話が入るようになり、再生してみると“ゴボゴボゴボ”という謎の音が録音されていたという。そこに住んでから、タニシは水の音と頭痛に悩まされた。

現在住んでいる3件目は「30代女性が彼との別れ話から、突発的にドアノブで首吊り自殺をした物件」。さらに、ロフトでも男性が首を吊っていたという、2度も“首吊り自殺”が起こった物件で、間取りは1K6畳ロフト付きで、家賃3万円とのこと。スタッフは怪現象撮影のため、部屋にカメラを3台設置し、朝まで過ごしてみることに。

家に訪れてみると、ロフトに大量の人形の頭が。そのほかの場所にも、部屋のあちこちに怪しい人形が置いてあり、途中「体が重い」という状態になるも、3時間経っても何も起こらない。「このまま終わってしまうのか?」と思った瞬間、部屋に「ひっひっひっ……」という女性の声がハッキリと聞こえ、スタッフは震えあがっていた。

なぜこんな物件に住み続けているのか、タニシに尋ねたところ「良いことは部屋にいたら全然ないんです。頭も痛くなるし、気分も滅入るし。だから、外に出たらなんでも楽しい! 事故物件に住み始めてから、人に会うと“タニシくん明るくなったね”と言われるようになった」と、理由を明かしていた。