“酒呑みの舌”を持って生まれた26歳のOL・ワカコが様々な場所をさすらい、女ひとり酒を堪能するというグルメ漫画を実写化したドラマ『ワカコ酒』が、1月8日（木）よりBSジャパンにて放送スタート。「美味しい酒の肴」と「それに最もマッチする酒」が融合した至福の瞬間、主人公・ワカコが必ずもらす「ぷしゅーー」という感嘆の声が、視聴者の食とお酒への渇望を誘う。
この度、テレビドガッチでは、本作でワカコを演じ、連続ドラマ初主演となる武田梨奈さんにインタビューを行った。ワカコ同様に「食べることが大好き！」という武田さん。共演者の鎌苅健太さんがビックリするほどの食べっぷりを披露したエピソードや、「食べる」演技で苦労した部分、また、武田さん自身についても色々と語っていただいた。
＜インタビューvol.2＞
――共演者の野添義弘さん、鎌苅健太さんの印象は？
実は、『ワカコ酒』の収録に入る2日前まで、野添さんとは違う現場でご一緒させていただいていたので、今回の現場でも安心してやらせていただくことができました。野添さんは本当に“お父さん”みたいな存在です。鎌苅さんとは5年前に一度お会いしたことがあって、その時私はまだ学生で制服を着ていたので、今回再会して「大きくなったね」って言われました（笑）。お兄ちゃんみたいですね（笑）。
――撮影中のエピソードを教えて下さい。
私が撮影でいっぱい食べた後、お昼休憩に鎌苅さんに「俺らラーメン食べに行くけど行く？ あ、でもいっぱい食べた後だから行かないか！」って言われたんですけど、「私も行きます！」って言って、「あんなに食べたのにまだ食べるの!?」ってずっと突っ込まれてました（笑）。
――ワカコと武田さんの共通点は？
一人の時間が好きっていう所ですかね。私自身も、仕事終わりはいつもどこかに寄り道しています。ひとり焼肉、ひとり牧場、ひとり動物園とかも全然平気で行けます！ 今後チャレンジしてみたいのは、「ひとりディズニーランド」です。
――好きな食べ物は？
お米です！ おかずにチャーハン、主食にご飯っていう組み合わせとか、おかずに卵がけご飯、主食に白米っていう組み合わせが最高だと思っています（笑）。
――ワカコのように、行きつけの店はありますか？
映画館ですね。映画館の音や、匂い、雰囲気とかがすごく好きなので、映画を見ない時にもよくロビーに座ってボーッとしています。お洒落なカフェとかバーにはあまり行ったことがなくて……1人でお酒飲むときも、赤提灯の店とか居酒屋とかに入ってしまいます。お洒落なバーに1人で入ってみたいですね！ 「いつものアレ」って注文したいです（笑）。
――ワカコの「ぷしゅーー」のように、武田さんにも口癖はありますか？
私自身は自覚がないんですけど、「え？ 本当ですか？」ってよく言っているらしくて。仕事の時によく言ってしまうらしくて、「本当だってば！」ってよく返されます（笑）。
――ワカコのように、食の好みが合った男性が好み？
食の好みは合っていた方が良いですけど、何でもいっぱい食べる人は素敵だと思います。野性的な方が好きなので、「ワーッ」ってご飯を掻き込む人とか良いな～って思います（笑）。あと、一緒に赤提灯に入ってくれるような人かな。お洒落なバーより居酒屋に一緒に行ってくれる人が良いですね。
――最後に、視聴者に向けてメッセージをお願いします！
仕事終わりに、肩の力を抜いて見られるドラマになっています。お酒を飲んだことのない方も、このドラマを見て「お酒を飲んでみたい」って思ってしまうようなドラマに仕上がっています。 私自身、今まで日本酒とか飲んだことがなかったんですけど、このドラマがきっかけでハマってしまいました（笑）。あと、このドラマをきっかけに、女性ひとり酒が流行ると良いな～と思います。
［ストーリー］村崎ワカコ（武田梨奈）は酒と料理が何より大好きな26歳。偶然見つけたお店でも迷うことなく暖簾をくぐる呑兵衛女子である。ワカコは職場での出来事に想いを巡らせ、酒場での情景も肴に日々、ひとり呑みの楽しみを満喫している。時にはこれと決めた料理と酒に舌鼓をうち、時にはまったりと旬の料理とお酒を嗜みー そんなワカコの酒との付き合いを優しく見守る友人や会社の同僚、行きつけの店「逢楽（あらく）」の大将ら、周りの人々。酒と料理の相性がぴったりと重なるとき、全身が高揚感に包まれた彼女の口からは、思わず「ぷしゅー」と吐息が漏れる。ワカコ、至福の瞬間である。
■『ワカコ酒』
BSジャパン：2015年1月8日(木)夜11:30～
RCC中国放送：2015年1月15日(木)深夜1:08～
（30分番組×全12話）
【出演】武田梨奈、野添義弘、鎌苅健太 ほか
【原作】「ワカコ酒」新久千映（月刊コミックゼノン／ノース・スターズ・ピクチャーズ刊）
(C)2015「ワカコ酒」製作委員会
