【インタビューvol.1】武田梨奈『ワカコ酒』がきっかけでお酒にハマる!

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“酒呑みの舌”を持って生まれた26歳のOL・ワカコが様々な場所をさすらい、女ひとり酒を堪能するというグルメ漫画を実写化したドラマ『ワカコ酒』が、1月8日(木)よりBSジャパンにて放送スタート。「美味しい酒の肴」と「それに最もマッチする酒」が融合した至福の瞬間、主人公・ワカコが必ずもらす「ぷしゅーー」という感嘆の声が、視聴者の食とお酒への渇望を誘う。

この度、テレビドガッチでは、本作でワカコを演じ、連続ドラマ初主演となる武田梨奈さんにインタビューを行った。ワカコ同様に「食べることが大好き!」という武田さん。共演者の鎌苅健太さんがビックリするほどの食べっぷりを披露したエピソードや、「食べる」演技で苦労した部分、また、武田さん自身についても色々と語っていただいた。

<インタビューvol.1>
――原作を読んだ時の感想は?

ワカコという女性に憧れを持ちました。家族もいて、彼氏もいて、友達もいて、会社の同僚とも仲が良くて、色んなことをバランス良く充実させているのに、その中で「ひとり」っていう時間を大切にしていて。女性の憧れる女性なんじゃないかなと思います。

――撮影中、実際にお酒を飲んだり食べ物を食べたりしているそうですね。

食べることが大好きなので、幸せすぎる現場でしたね。『ワカコ酒』に出演するのをきっかけにお酒を勉強しはじめたのですが……お酒にハマってしまいました(笑)。この間、私が缶ビールを飲んでいたらマネージャーさんがビックリしていました。ワカコに影響されちゃいましたね。

――好きなお酒は?

一番好きなのは梅酒です。青森県で飲んだ「にごり梅酒」がすごく美味しかったです。ドラマの中に登場したお酒でいうと、第1話に出てくる「尾根越えて」っていう日本酒がお気に入りです。今回ドラマで初めて飲んだんですけど、すごく飲みやすいお酒でした。お酒が苦手な人や、女性にもオススメです。

――「食べる」演技で苦労した点は?

クランクインする前に、監督やスタッフさんに「私が食事する姿を見たいと」言われて食事会をしたんです。みんなで居酒屋に行って、私が食事する姿を見た時、監督さんに「演技はしないで、そのままの食べっぷりで食べ物の美味しさを表現してみて」と言われて、食べた料理の味をリアルに表現しようと心掛けました。

――食べる姿がとても色っぽいのですが、その色っぽさはどうやって出しているのですか?

本当ですか(笑)!? 色っぽくはないと思うけどなぁ……第1話「鮭の塩焼き」の収録は、監督から「朝から何も食べないで収録に来て欲しい」と言われて、その日の夜21時に食べるシーンの収録だったので、すごくグロッキーな状態だったんです。だから、いざ本番で目の前に鮭を出された瞬間、バクバク食べちゃって。「色気ないんで、もう1回お願いします」って言われちゃいました(笑)。

――その他に、監督から言われたことは?

「美味しい」っていう言葉を絶対に言ってはいけないと言われました。理由を聞いたら、「美味しいのは見たら誰でもわかるんだから、美味しいって言葉を使わずに表現してくれ」って言われたんですけど……すごく難しくて、アドリブのシーンで「美味しい~!」って思わず言っちゃいました(笑)。

[ストーリー]村崎ワカコ(武田梨奈)は酒と料理が何より大好きな26歳。偶然見つけたお店でも迷うことなく暖簾をくぐる呑兵衛女子である。ワカコは職場での出来事に想いを巡らせ、酒場での情景も肴に日々、ひとり呑みの楽しみを満喫している。時にはこれと決めた料理と酒に舌鼓をうち、時にはまったりと旬の料理とお酒を嗜みー そんなワカコの酒との付き合いを優しく見守る友人や会社の同僚、行きつけの店「逢楽(あらく)」の大将ら、周りの人々。酒と料理の相性がぴったりと重なるとき、全身が高揚感に包まれた彼女の口からは、思わず「ぷしゅー」と吐息が漏れる。ワカコ、至福の瞬間である。

■『ワカコ酒』
BSジャパン:2015年1月8日(木)夜11:30~
RCC中国放送:2015年1月15日(木)深夜1:08~
(30分番組×全12話)

【出演】武田梨奈、野添義弘、鎌苅健太 ほか
【原作】「ワカコ酒」新久千映(月刊コミックゼノン/ノース・スターズ・ピクチャーズ刊)

(C)2015「ワカコ酒」製作委員会

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