勝利確信もまさかの判定負け…悩める金メダリスト・村田諒太の素顔とは

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プロボクサーの村田諒太が、5月28日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット、毎週日曜23:00~)に出演する。

20日に行われたばかりのプロボクシング・WBA世界ミドル級王座決定戦、思わぬ結果に場内はどよめきに包まれた。ゴング終了後、勝利を確信した村田が笑顔を浮かべていただけに、まさかの「判定負け」に観衆は騒然。本人も呆然とした表情を浮かべていた。

選手層が厚く、体格的に日本人には無理だと言われ続けてきたミドル級。2012年のロンドン五輪で実に48年ぶりの日本人初の金メダリストとなった村田は、一躍注目の的になった。どこへ行っても「金メダルの村田」と言われることに違和感を覚え、翌年プロに転向した。

番組では、2013年当時、負ければ金メダルの価値を落としかねないというプレッシャーの中、見事デビュー戦で東洋太平洋ミドル級王者に勝利しプロとして華々しいスタートを切った姿を放送。そこで、村田は「まだ自分を強いと思ったことがない。だから一度でも自分を強いと思いたい」と語っていた。

あれから4年、12戦無敗9KOというプロ戦績をひっさげ、13戦目で世界タイトル戦を迎えた村田に再び番組のカメラが密着。日々のジムでの練習に加え、体幹トレーニング、初動負荷トレーニング、ビジョントレーニング(目の感覚を磨くトレーニング)など、ボクシングの役に立ちそうだと聞くとドンドン取り入れ、常に試行錯誤を続ける日々。読書家でもある彼の口からは、著名な心理学者や哲学者が書いた本の言葉が次々に飛び出し、その人生観の深さや闘いに向けての自らの心の整え方が垣間見える。常に「金メダリストなのだから勝って当然。王者になって当たり前」というプレッシャーと闘い続けた31歳。世界初挑戦に向けてもがき続けた“悩める金メダリスト”の知られざる素顔と、その心のひだをカメラが追う。

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