長谷川博己「小さな巨人」またも左遷された主人公…学校法人問題描く後編スタート

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長谷川博己主演の連続ドラマ『小さな巨人』(TBS系列、毎週日曜21:00~)の第6話が、5月21日に放送。今回から、学校法人問題を題材にした後編に突入する。

本作は、警視庁本庁と所轄の確執、警察内部の戦いを克明に描く警察エンターテインメントドラマ。長谷川は、“未来の捜査一課長間違いなし”と呼ばれるまでの活躍をし、捜査一課長を目指すも所轄に左遷させられた主人公・香坂真一郎を演じている。第5話で香坂は、さらなる左遷として豊洲署に異動となり、刑事の山田(岡田将生)も所轄へ異動となってしまった。

今回からは、グローバルの名の下に海外から留学生を多く招き入れ、国内の優秀な人材を根こそぎ引き入れている早明学園を舞台に後編がスタート。この学園は、実は元々埋立地であった土地を、何らかの形で安く購入し建てられたと噂されている。

ある日香坂は、早明学園の事務局で経理課長を務めている横沢(井上芳雄)の妻・亜美(中村アン)から「夫が失踪したから探して欲しい」という相談をされる。学園の専務・富永(梅沢富美男)は、元警視庁捜査一課長であり刑事部参事官にまでなった男で、退任後に天下りでこの職に就いていた。現捜査一課長の小野田(香川照之)を一課長の座に引き上げたと同時に、捜査一課で勤務していた香坂の父・敦史(木場勝己)を所轄へと異動させた過去もあり、今でも大きな権力を持っている。

捜査のため、香坂が山田らと早明学園に出向くと、新人警察官時代に世話になった富永と久々に再会し、理事長の金崎(和田アキ子)を紹介される。2人に失踪事件の聴取をすると「横沢は横領していたが、長年学園の成長を支えてくれた人物。一大プロジェクトが始まった大事な時期に公にしたくないから、示談にする」と言われてしまう。しかし、この横沢の失踪騒ぎは、のちに日本警察を大きく揺るがす大事件へと発展し……。

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