波瑠「覗き見るような感覚で」主演のW不倫ドラマをPR

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4月18日にスタートする新ドラマ『あなたのことはそれほど』(TBS系列、毎週火曜22:00~ ※初回15分拡大)の先行試写会&制作発表が、11日に都内で行われ、主演の波瑠をはじめ、東出昌大仲里依紗鈴木伸之が出席した。

本作は、「バラ色の明日」「潔く柔く」ほか多数のヒット作を手掛ける人気漫画家・いくえみ綾の同名コミック(祥伝社「FEEL YOUNG」連載中)を実写化。二組の夫婦のマリッジライフと四者四様に揺れる予測不能な恋愛模様といった大人の四角関係を描いたラブストーリーとなっている。

主人公・渡辺美都役を演じる波瑠、美都を一途に愛し続ける夫・涼太役の東出昌大、もう一組の夫婦で聡明な妻・有島麗華役の仲里依紗、麗華の夫で美都の初恋相手・光軌役の鈴木伸之が、既婚者同士の恋愛がもたらすいびつな四角関係を展開していく。

いくえみ作品には、映画『潔く柔く』(2013年)に出演したことのある波瑠。「今回も素敵なお仕事だと思ったんですが、(役どころを聞いて)“え~、できるかな”と不安になりました。私はまだ結婚していないので、リアルな感情を出せるんだろうかと戸惑いました」とコメント。続けて「美都は不倫をしているという意識はなく、単純に恋をしている。それがおかしいことなんですが、恋しているという感覚を大事に演じることでリアリティを持たせています」と役作りについて語った。

また鈴木は、W不倫をするという役柄について「僕も独身なので、結婚の先の恋愛は未知数です」と戸惑いの表情に。光軌は子持ちの設定で、鈴木が「でっくん(東出)が、“家に赤ちゃんを抱っこする練習しに来て良いよ”と言ってくれて。そうやって助けてもらいながら演じています」と語ると、東出も「ノブ(鈴木)とは映画『桐島、部活やめるってよ』のオーディションの頃からの付き合いで」とニッコリ。続けて「まあ、僕の妻を盗っているんですけどね(笑)。2人が接触している場面は結構怖いですよ」と冗談混じりに話した。

そして、仲は「プライベートではピンク、ピンク、ピンクな日常を送っている私にこの主婦の役ですか……と驚きがありました(笑)。元気な役や意地悪や役が多く、こういうしっとりしたまっすぐな女性は今まで演じたことがない役だったので嬉しかった。自分にとってプラスになれば良いな」と笑顔を見せた。

最後に、波瑠が「バカだなと思って見て欲しい」と観客に呼びかけを。客席からは笑い声が聞こえると、「いやいや本当に(笑)。そう思ってもらえるようにしたい。大事な友達が不倫をしていたら止めると思うんですが、友達の友達くらいの人がしていたら、いけないとわかっていても面白くて話を聞いてしまう。感情移入できるような人物はいないかもしれませんが、覗き見るような感覚で楽しんでいただければ」と熱弁していた。

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