未来の患者を救うため…新たな乳がん治療を模索する「がん研」センター長に密着

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3月19日(日)23時30分放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系ネット)に、国内屈指の乳腺外科医・大野真司が出演する。

日本人女性がかかる「がん」の圧倒的1位である「乳がん」。年間約9万人が罹患し、今や全日本人女性の11人に1人がかかる病と言われている。その乳がん医療を専門とする東京の「がん研究会有明病院・乳腺センター」でセンター長を務めるのが、乳腺外科医の大野だ。

自身の役割を「野球で例えると、選手でもなく、監督でもなく、ゼネラルマネージャーのようなもの」という大野。年間1000件以上という日本一の手術症例数を持ち、放射線療法・抗がん剤・分子標的治療薬・ホルモン剤などから患者一人一人に最適の治療を選択し高度なチーム医療を実践する乳腺センターにおいて、まさに“要”のような存在となっている。

また、治療を終えた患者がその後の人生をどう生きていくかという「サバイバーシップ」を重視する大野は「病気ばかり見るのではなく、患者という“人”を見て、患者が生きる“社会”に出なければ」と、その理由を語る。さらに、医師としての仕事のほか、ピンクリボン活動を行うNPO法人の代表理事の顔も持つ大野は、姫路城や清水寺をピンクにライトアップしたり、福岡のドーム球場をピンク一色にしたりするイベントなども手がけている。

そんな大野が、現在自分の使命としているのが、10年後20年後を見据えた“新たな乳がん治療法”を確立することだ。そのために必要な資金集めから、国内外の病院をまたいだ様々な交渉まで、人と出会い人を巻き込みながら「未来の患者」のために奔走する58歳の怒涛の日々を追う。

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