マツコが「リアル人生ゲーム」に挑んで…

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜20:57~)。12月20日は、ゲーム開発者・松永直樹さん(26歳)が「人生ゲームの世界」を案内した。

遊んだことのあるボードゲームは3,000以上になるという松永さんは ボードゲームソムリエとしてゲームを開発。昨今は、様々なボードゲームを揃え1人で訪れても楽しめる「ボードカフェ」が密かなブームだが、松永さんも普及に尽力しているとのこと。

「人生ゲーム」のルーツはアメリカ。1860年に「THE GAME OF LIFE」という名前で誕生し、日本では「人生ゲーム」として1968年に発売された。ルールは至って簡単。ルーレットを回してゴールを目指し、全員が上がった時に一番お金持ちになった人の勝ちとなる。最新の世相も取り入れながら時代と共に進化している点が特徴。

■日本で発売された人生ゲーム
・初代人生ゲーム(1968年)
アメリカ版を日本語に直訳。そのため「ラスベガスでかけをして$50,000もうける」「ラッキーデー 石油が出た」など、当時のアメリカの世相が反映されている。

・3代目人生ゲーム(1983年)
独自のモデルチェンジで誕生した日本オリジナル版。バブル当時の世相が反映されている。

マツコは、それぞれのルーレットを回して、自分が遊んでいたものは初代だと確信。ルーレットの回転がスムーズじゃないところがポイントだとか。初代の職業マスは、医者、学者、新聞記者など。一方、3代目はアイドルスター、アナウンサー、サラリーマンなど、時代を感じさせる変化が面白い。ちなみに、バブル当時に発売されたため「転職マス目」が多い。

■8年ぶりの新作
・7代目人生ゲーム(2016年)
ボード上に都市部やタワーマンションなど、現在の日本を表現。エリアを追加できるボードが入っていて、16パターンの人生を体験できる。「家事代行のサービスを使う。$10,000はらう」「一身上の都合で仕事を辞める。職業カードを場に戻しフリーターになる」「甥っ子に借金を引き継いだ。約束手形がある場合、全て銀行に戻す」など、マス目の内容も多様化。

■意味の分からない驚きマス目を使ったリアル人生ゲーム
実際に存在する驚きのマス目を使った、等身大の人生ゲームをスタジオで再現。マツコと松永さんが“コマ”になってプレイを楽しんだ。以下はマス目の例。

・人生ゲームDD(ダイナミックドリーム)(2014年)
「事件です。公衆トイレに紙が無い! 仕方ない…紙幣で…。$5,000はらう」

・人生ゲームオブザイヤー(2013年)
「前髪をかきあげすぎて顔が巨大化。$1,000はらう」

・人生ゲーム 獄辛(2014年)
「Wi-fiをウィーフィーとカッコ良く読んだ人に間違いを正してあげた。$1,000もらう」


この日は他に、これまで200軒以上は巡ったという男性3人組・高根晋作さん、照内紀雄さん、福原充さんが「スーパー銭湯の世界」を紹介した。

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