小池都知事、新米パパ・国分太一にした驚きの提案とは

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10月に一児の父となった国分太一が、12月23日(金・祝)放送の『白熱ライブ ビビット』(TBS系列)にて、小池百合子都知事に「待機児童問題」に関する直撃インタビューを行う。

認可保育園に入れない待機児童の数を国が発表してから約20年が経過した今、都市部を中心に、子どもを保育園に入れたいと思う親たちの「保活」の厳しさは増すばかり。待機児童の増加に伴い離職に追い込まれる母親が増えている上、最近では、夫や親族の協力も得られず、近所との付き合いもなく孤立した中で子どもを育てる状態を指す「孤育て」なる言葉まで生まれている。この現状を、小池都知事はどう考えているのか。

そこで番組では、この問題について、緊急特別企画「小池都知事に国分太一が直撃!」(仮)と題し、ホリデースペシャルとして特集。小池都知事にインタビューするにあたり、国分は待機児童問題に直面する3人の母親に「子育てで一番腹が立ったことは?」「小池都知事に望むことは?」などについてヒアリング。子育てにおける苦労など生の声を聞き、「皆さんの声を小池都知事に届けてきます」と約束した。国分は、「大変な仕事を引き受けたな」と呟きながらも「僕は父親としてまだまだ新米なので、勉強になりました」と充実した様子を見せた。

さらに国分は、待機児童解消のモデルケースにもなると言われている「とちょう保育園」にも訪問。園庭がなく限られたスペースでありながら、それらをカバーするサービスや親に寄り添うシステムを提供していることで、今注目されている園の一つだ。園児の親や澤田陽子園長に話を聞いた国分は「こういうところで育ちたかったし、子どもを育てたいですね」と感想を述べた。

そしてついに、東京都庁にて小池都知事と対面。「パパもママも、これから結婚しようと思っている方にも、子育てしやすい東京、日本にしよう」という目標を掲げた上で、「結婚か仕事か。仕事か子育てか。子育てするために会社を辞めなければならない世界は寂しい」と、小池都知事は語った。さらに都知事は、「保育所を増やすのも課題だが、通勤にも課題がある」と展開。「社内に保育園を作って欲しいとよく言われるんです。国会にもあるけど、そこまで連れてくるのが大変。地方でマイカー通勤している人はベビーシートで一緒に来られるけど、満員電車ではベビーバギーを乗せるだけで怒られる。冷たい目で見られるんですよね。日本は冷たい。ラッシュアワーの中、どうやって子どもと一緒に会社に来られるかが問題」と、「仕事をしながら子育てする親の苦労を国民全体で考えることも必要」ということを訴えた。

最後に、小池都知事は「国民の幸福を得るための社会作りに専念したい」と力強く語った後、国分に驚きの提案をした。果たして、どんな申し出だったのか。小池都知事へのインタビューを終えた国分のコメントは以下の通り。

<国分太一コメント>
小池知事は、とにかく何でも答えられる方。相手によってわかりやすく話をしてくださるので、僕にもそう話して下さいました。「待機児童という言葉は、日本にしかないからおかしいよね。待機児童のことだけを考えていてもこの問題は解決しない。女性が働きやすい社会を作っていくことが待機児童問題の解決にも繋がる」という言葉も納得しました。

それから「自分がリーダーとしての意識を持つことが大切」という言葉も印象に残っています。「リーダーである私が」というのは力強い言葉ですし、小池さんのその言葉を信じたいです。

小池さんが言うように、待機児童だけのことを考えるのではなく、社会全体のいろいろなことを考えていけば、子育ての難しさや孤育てという言葉の意味もわかるし、育児ノイローゼなどすべて繋がっているのも理解できる。ひとつが解決したからといって、子育て問題すべてが解決するわけではないということを改めて認識しながら、今後もいろいろと考えていきたいと思っています。1ヶ月に1回会える友達になりたいですね、小池さんとは(笑)。

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