世界中にゾンビが溢れている…『マツコの知らない世界』が特集

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日常に潜む様々な“知らない世界”に精通したゲストが登場し、マツコ・デラックスにその魅力をプレゼンする番組『マツコの知らない世界』(TBS系列、毎週火曜20:57~)。11月8日は「ゾンビビジネスの世界」を紹介した。

海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の大ヒットや、日本の映画「アイアムヒーロー」が16億円以上の興行収入を記録し、第3次ゾンビブーム到来と言われている昨今。案内人は、メイドカフェを経営している有井エリスさん。ゾンビ好きが高じて定期的に「ゾンビイベント」を開催、自らもゾンビになって楽しんでいるとか。

■ゾンビ進化の歴史
有井さんが「いかにゾンビでお金が動いているのか」を映像を交えながら解説。

「ドーン・オブ・ザ・デッド」
1979年に公開されたゾンビ映画の先駆け。邦題は「ゾンビ」で、第1次ゾンビブームの火付け役となった作品。ゾンビが大量発生した街を舞台に、ショッピングモールに逃げ込んだ生存者たちとゾンビの戦いを描く。ゾンビの動きがのろまでチャーミング。そして、びっくりするほど弱い。ゾンビ好きの有井さんにとって、人間に迫ってくるゾンビの姿は水着で駆け寄ってくるアイドルと同じかわいさだとか。興行収入は約55億円。

「バイオハザードシリーズ」
2002年に公開され、ゾンビ映画をメジャーに押し上げた大ヒットシリーズ。ある企業が製造したウイルスに感染した生物がゾンビ化してしまった世界を舞台に物語が展開。第2次ゾンビブームの火付け役。シリーズ4作目では、歌手の中島美嘉がゾンビに扮している。オーソドックスな人間ゾンビをはじめ、動物ゾンビや規格外の大型ゾンビが登場する点も見どころ。興行収入は、シリーズ累計約916億円。

「Last Empire War Z(ラスト エンパイア ウォー)」
ネットで話題の最先端ゾンビ動画。スマホアプリのゾンビ攻略アクションゲームとして、世界中で大人気。すべて主人公目線で映像を再現している。道具を一切使わず、人間の力のみで飛び回るスポーツ「パルクール」でゾンビから逃げ切るアクションの爽快感が特徴だ。

■最新ゾンビグッズ
・CLEAVER CLUTCH(4900円・税込)
包丁の形をしたクラッチバッグ。刃先は血しぶきをイメージしたデザインになっている。

・BLOODY-12(6600円・税込)
血が全体に飛び散ったデザインのハイヒール。

・Zombie cleaver Thru Head(1200円・参考価格)

・ゾンビなりきりストッキング(1080円・税込)

・血まみれ三角巾(1080円・税込)

・ゾンビサバイバルガイド(1944円・税込)
映画作品などでの人間たちの失敗をもとに、ゾンビから逃げ切る方法が書かれた本。「これを読めば助かる」と有井さんは自信を持っておすすめ。それに対しマツコは「車に乗って逃げればいいのにね」と返すが「ダメなんですよ、車は」と、改めて本を読むことが大事だとアピールした。

・這うゾンビ(3999円・税込)
床を這ってくるゾンビと戯れたい人にオススメの人形。

番組の最後には、スタジオにゾンビパフォーマンス集団「ZOMBIENA」のメンバーがゾンビ姿で登場。マツコは、番組冒頭からセットの隅にあったドラム缶の中に潜んでいた女性ゾンビの存在にびっくり。


この日は他に、パソコン技術アドバイザーの吉田喜彦さんが、驚くべき進化を遂げている「Googleマップの世界」について熱く語った。