松嶋菜々子、菅野美穂と16年ぶり共演で“最凶の隣人”役「今から楽しみ」

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女優の松嶋菜々子が、菅野美穂主演の新ドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系列、10月スタート、毎週金曜22:00~)に出演することがわかった。

主人公は、家族でタワーマンションに引っ越し、最新鋭のセキュリティに守られた“憧れの新生活”を始める……はずが、不気味で恐ろしい隣人に追い詰められていく主婦・高野亜紀(菅野)。そして松嶋が演じるのは、プライドや虚栄心、嫉妬といった闇の感情を持った、高級タワーマンションに巣食う女たちの“闇”を巧みに操り、亜紀をマンション内で孤立させ、緻密なシナリオで追い詰めていく、美しくも不気味な最凶の隣人・佐々木弓子(ささき・ゆみこ)だ。マンションの住人たちは、強制ハロウィン、地獄のランチ、フロア差別、ゴミ出しにも正装。本作では、弓子が、「2階の住人は所詮レベル2の人生よ」という滑稽にも見える主婦の生態をうまく利用し、亜紀をマンション内で孤立させるだけではなく、緻密なシナリオで追い詰め、亜紀一家に崩壊をもたらす。そんな中、連続誘拐事件が世間を騒がせる……という、人の裏側に潜む悪意と真の家族愛を問う完全オリジナルドラマだ。

演出は、『夜行観覧車』『Nのために』『アリスの棘』など、スタイリッシュなサスペンスドラマを数多く手がけてきた塚原あゆ子が担当。また、完全オリジナルドラマである『アリスの棘』で、新人ながら圧倒的な完成度の高さを見せつけた池田奈津子が脚本を担当する。

美しく気高い容姿、隙のない身のこなし。それでいて、時折言う冗談で周囲を和ませ、子どもにも好かれる温かさも持ち合わせた、完璧で頭の良い弓子。しかし裏では、亜紀を不気味に監視する一面を持つという、正体不明の謎の女を演じる松嶋は、「サスペンスにおける怪しさは映像での見せ方だと思うので、塚原監督に委ねながら一緒に作り上げていきたいと思います」とコメント。菅野については「16年前に、TBSのドラマで少しだけお会いしたことがあるのですが、今回はしっかりと対峙する役なので、今からご一緒できるのを楽しみにしています」と期待を寄せている。

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