星野源、新垣結衣と新婚夫婦役!35歳童貞のメガネ男子役に「とても嬉しく楽しみ」

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俳優、音楽家、文筆家として活躍する星野源が、新垣結衣主演の新ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系列、毎週火曜22:00~)に出演。初共演となる新垣と新婚夫婦役を演じることがわかった。

本作は、「月刊Kiss」(講談社刊)で連載中、2015年に「第39回講談社漫画賞」(少女部門)を受賞した海野つなみによる同名漫画の実写化。新垣が演じるのは、彼氏なし、院卒だけど内定ゼロ、派遣社員になるも派遣切りに遭い休職中の森山みくり(25歳)。35年間彼女ナシ、恋愛経験ゼロのサラリーマン・津崎平匡(つざき・ひらまさ・35歳)の家に家事手伝いに行ったことがきっかけで、「就職としての結婚」をすることに。夫=雇用主、妻=従業員という雇用関係を結び、あくまで恋愛感情を持たないはずだった妄想女子とウブ男だが、同じ屋根の下で暮らす中、徐々にお互いを意識し出し……。

多くのドラマ、舞台、映画に出演する星野は、「第37回日本アカデミー賞新人俳優賞」ほか数々の賞を受賞。昨年10月期のTBSドラマ『コウノドリ』では、影のある産婦人科医・ 四宮春樹役を好演し、大きな話題を呼んだ。現在も、NHKの大河ドラマやバラエティ番組などで唯一無二の存在感を放つ。そんな星野は、本作で連続ドラマのラブコメディに初出演、みくりの夫となる津崎を演じる。

「プロの独身男」を自称する超真面目なサラリーマン・津崎は、高齢童貞で性欲を一切感じさせない佇まいの「ザ・草食男子」。潔癖症な性格で、家事手伝いのため自宅に来たみくりに細かい注文をつける中、「距離感をわきまえているし、仕事と割り切っている」点が自分にとっては好都合だと判断。みくりの「就職として結婚するのはどうか」という提案に、今までの外食にかかる費用や家事の時間などを節約できるのならば、相対的に考えて効率的だと判断し受諾。そして、業務内容、給料、休暇などを細かく決めて“仕事としての結婚”を推し進める。

星野は「お話を頂いて初めて作品を読んだ時、その面白さに“あ~”と言いながら床をゴロゴロと転げ回りました。のちに脚本を読み、その楽しさに心が躍りました。臆病だけど真っ直ぐな津崎を演じられることが、とても嬉しく楽しみです。契約結婚の行方、皆さんに見守って頂けるように頑張ります」と意気込みを語る。『コウノドリ』に続き、本作のプロデューサーを務める峠田浩は、「『コウノドリ』の際、星野さんの俳優としての様々な魅力を見ていました。津崎の真面目でウブで不器用だけど、可愛らしさも同居する絶妙な空気を出していただけるのは星野さんしかいないと思い、お願いしました」と起用理由を明かす。また「新垣さんとの新婚夫婦ぶりは新鮮で、思い浮かべるだけで楽しそうでワクワクします。“プロの独身”を貫こうとするも、少しずつみくりに惹かれていくという津崎の内面を、星野さんがどう表現するのか楽しみです」と、期待を寄せる。さらに、星野がドラマのために書き下ろした新曲「恋」が、ドラマ主題歌となることも決定している。