真剣佑、新ドラマ『仰げば尊し』で金髪姿を初披露「とても新鮮」

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寺尾聰主演の新ドラマ『仰げば尊し』(TBS系列、毎週日曜21:00~)が、7月17日よりスタート。本作は、『JIN-仁-』シリーズ(2009年・2011年)、『半沢直樹』(2013年)、『天皇の料理番』(2015年)など数々の大作を生み出してきた「日曜劇場」の最新作。実在した高校・神奈川県立野庭高等学校の弱小吹奏楽部が、たった一人の教師のもと、全国の頂点“音楽の甲子園”を目指した奇跡の実話「ブラバンキッズ・ラプソディー」「ブラバンキッズ・オデッセイ」(石川高子・著/三五館・刊)に脚色を加え、オリジナルとして描くヒューマンドラマだ。

荒廃した高校を舞台に、寺尾演じる、事故の後遺症で音楽から背を向けていた元サックス奏者・樋熊迎一(ひくま・こういち)が、夢を失いはみだした問題児や、元プロミュージシャンが教育現場へ足を踏み入れることに反対する教師・父兄と対峙し、決して楽ではない道程を歩む。

問題児と呼ばれる高校生を演じるのは、真剣佑、村上虹郎、北村匠海、太賀、佐野岳の5人。今回は、第1話の撮影の合間を縫って、金髪がトレードマークの高校生・木藤良蓮(きとら・れん)を演じる真剣佑さんにインタビュー。ドラマの見どころ、金髪に初挑戦した感触、高校時代のエピソードなどについて語って頂いた。

――台本を読んだ感想はいかがでしたか?

率直に「熱い」と思いました。生徒が成長する過程がとても良かったです。以前から木藤良のような高校生を演じてみたいと思っていたので、とてもワクワクしました。

――久々の連続ドラマ出演ですが、どのように演じていきたいですか?

連続ドラマは3ヶ月間ずっと同じ役を演じられる点が魅力です。僕はもともとガチガチに考えてしまうタイプなんですが、今回はあまり身構えずに行きたいです。3ヶ月で役を自分のものにし、遊びを入れながら自然に演じてみたいです。

――真剣佑さんが演じる木藤良は、どのような役柄ですか?

木藤良をはじめとする5人は不良だけど、根っからの悪人ではありません。村上くん演じる青島裕人がリーダー的存在で、木藤良は前に出るタイプではなく静かな役柄です。なので、僕はあまりでしゃばることなく、青島を支えていければと思い演じています。

――今回は金髪姿も初披露していますね。ご自身で初めて見た時の感想は?

とても新鮮でした。色味は自分で決めたのですが、その過程で何回も染めたのでいろいろな自分を見ることができました。僕は形から入るタイプなので(笑)、髪を染めることによって、より木藤良になりきれた気がしました。

――不良ならではの振る舞いや歩き方があると思いますが、参考にしたものはありますか?

小さい頃にこういった学園ドラマなどを見ていたので、自分の中でイメージはあったのですが、それに引っ張られてしまうのは嫌なので、あえて何も参考にはしていません。全て、自分のイメージで演じています。ただ、もともとガッチリ固めないようにはしている中、現場で監督からいろいろなご指導をいただいているので、日を追うごとに木藤良という人間が変わっています。

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