真剣佑、新ドラマ『仰げば尊し』で金髪姿を初披露「とても新鮮」

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真剣佑、不良役を演じる『仰げば尊し』で麻雀に初挑戦「とても楽しい」 】

――主演の寺尾さんと共演した手応えはいかがですか?

寺尾さんは本当に格好良いです。撮影の合間には、寺尾さんが通ってきた俳優の道、昔の撮影現場、演技の意味など、いろいろなお話をして下さいます。心に響いた言葉がたくさんあって、全て宝物になっています。誰にも言いたくないくらい、どれも大切です。同世代の俳優と居られることも刺激になるのですが、キャリアの長い方と一緒にお仕事をすることでも、見える世界が変わってくるんです。『仰げば尊し』の現場は、いろいろな世界を見られる贅沢な場所だと思います。

――村上さんをはじめ、同年代の方々とはどのように交流していますか?

今回は劇中で麻雀をするシーンがあるのですが、実は5人ともルールを知らなかったので、みんなで勉強しました。そうしたら、「楽しいじゃん!」と盛り上がってきて。僕が麻雀セットを買って現場に持ち込んでいるので、みんなで楽しく遊んでいます。

――一番強い人は誰ですか?

うーん……まだわからないです。でも、役の中で一番強くないのは、佐野くん演じる桑田勇治か、太賀くん演じる高杢金也だと思います。面子を完成させる時にポン、チー、カンと鳴く(声を出すこと)ルールがあるのですが、劇中では桑田がポンばかりするんです。なので、いつの間にか「ポンポン桑田」というあだ名がついています(笑)。

――真剣佑さんはアメリカの高校に通っていたそうですが、日本で高校生役を演じていて、違いを感じることはありますか?

校舎の作りとしては、全てに違いを感じます。まず、アメリカはホワイトボードなので黒板というものがないし、日本の学校の廊下には水道があるけど、アメリカにはない。その反面、アメリカの学校の廊下には各生徒のロッカーがあるけど、日本ではないところが多いと思いました。また、アメリカと比べて日本は「可愛い」「幼い」文化があると思いました。僕はアメリカ人なので、そういう点はまだ馴染めていないかもしれません。

――ご自身は、どんな高校生でしたか?

勉強して、部活や空手をして、高校生らしい生活を送っていたと思います。1年の時は、部活でレスリングの代表に選ばれました。極真空手で優勝したことが思い出です。

――では、今後演じてみたい役柄は?

いろいろ挑戦したいのですが、やっぱり英語を使う役を演じたいです。今回のドラマでも使うシーンがあるので見ていただきたいです。

――最後に、第1話の見どころをお願いします。

寺尾さん演じる樋熊先生の熱さ、仲間同士の友情や生徒の成長など、見どころは盛りだくさんです。青春してきた方が見たら「こういうこともあったな」と思えるだろうし、そうでない方が見たら「自分もこんな高校生だったらな」と思えると思います。『仰げば尊し』という作品は一回きり。僕自身は、高校生5人の友情を通して、物語の良さを伝えていきたいです。