子どもが大好きなTBSへ!13年ぶりアニメ枠新設で見せた編成改革

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TBSは、この春の改編説明会で「前へ!前へ!前へ!」をテーマに掲げ、さまざまな分野でさらなる進化を遂げることを宣言。さまざまな新番組が放送される中、4月23日にスタートする新アニメ『カミワザ・ワンダ』(毎週土曜朝7:00~)は、TBS系全国28局ネットで放送される同局制作のアニメとしては、2004年の『探偵学園Q』以来13年ぶりとあり、注目が集まっている。

このほか、『この差って何ですか?』(毎週日曜18:30~)を60分から90分番組にパワーアップさせたり、『7時にあいましょう』(毎週月曜19:00~)『直撃!コロシアム!!ズバッと!TV』(毎週月曜19:56~)といった新バラエティ番組をスタートさせたりと、大きな編成改革を実施しており、『カミワザ・ワンダ』もその一つとなっている。同アニメを手がける源生哲雄プロデューサーによると、土曜朝7時のアニメ枠は「子どもが大好きなTBSへ」をコンセプトに新設された枠だという。

その記念すべき第一作目に決定した『カミワザ・ワンダ』は、TBS、タカラトミー、トムス・エンタテインメントが共同開発した作品。既に、「月刊コロコロコミック」「コロコロイチバン!」「別冊コロコロコミックSpecial」「てれびくん」「幼稚園」といった小学館の各雑誌で漫画や情報が掲載されるなど、各方面でのメディアミックス展開も積極的になされており、一大ビッグプロジェクトとして大きな期待が寄せられている。源生プロデューサーは、同アニメについて「朝のアニメならではの、子どもたちに向けた工夫で彼らの心を掴み、家族で楽しめるアットホームな作品をお届けしたい」と強く語っている。

物語の舞台は、“プロミン”と呼ばれる不思議なモンスターのおかげで、世の中の出来事がすべてプログラミングされている世界。身の回りで起こる不具合(バグ)は、すべてプロミンがバグ化した“バグミン”の仕業だった。主人公のちょっぴりグータラな少年・ユートは、突然現れた宇宙犬・ワンダと共に「カミワザショット」というカメラ型アイテムをはじめ、さまざまな「カミワザガジェット」を駆使し、バグミンの捕獲に乗り出す。

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